
そもそもプレゼントとは、自分自身よりも他人のためのものだ。他人にあげようとプレゼントを買いに行くとしよう。何を買わなければならないのか。たいていは自分の口においしかったもの、自分が好きなものを思い浮かべる。私にとってこれがよかったから、あなたにもいいだろう。このような考えは利己的だと咎めることはできない。私に良いものをあなたにもあげたい気持ち。これは相手が好きな時、愛する時に出る心だ。このような気持ちをもらえたり、あるいは与えることになればとても嬉しいことだ。そして今日の詩には、そのような思いを受けた記憶が込められている。
話し手が母親からもらったものの中で、とても良かったプレゼントは子守唄だったようだ。それで私がママになったら、自分の子供に、あの良かった子守唄を歌ってあげたいと思う。昔、作文大会に行く日は、ずっと楽しみで幸せだったみたい。ひらひらと白いワンピースも着て行きたかったようだ。愛しているから、立場を変えて自分が一番やりたかったことを母にやってあげたい。私が嬉しかっただけに、私が愛する人が喜んだら胸がいっぱいになるだろう。簡単に表現すれば、愛の易地思之(相手の立場に立って考える)という
良い記憶を持ってみた心は、良い記憶を作ることもできる。愛も受けたことのある人が返す喜びを知っている。母が歌ってくれた子守唄の一節も消えず、詩になって帰ってくる。こんなことを考えると、憎しみや怒りも少し和らぐ。私の良い心が誰かの心を経て、どう成長するかは誰にも分からない。今日だけは良い考え、良い態度を大事にしたい。