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孫興民欠場のトッテナムがEL16強敗退、ザグレブの「元Kリーガー」がハット

孫興民欠場のトッテナムがEL16強敗退、ザグレブの「元Kリーガー」がハット

Posted March. 20, 2021 08:16,   

Updated March. 20, 2021 08:16

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孫興民(ソン・フンミン)が負傷で抜けたトッテナム・ホットスパー(イングランド)が今季ヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント2回戦第2戦でディナモ・ザグレブ(クロアチア)に完敗を喫し、ベスト16で敗退した。トッテナムは19日、クロアチア・ザグレブの敵地スタディオン・マクシミールでザブレブと対戦し0-3で敗れた。

トッテナムは12日に本拠での第1戦を2-0で勝利し、この日は引き分けるか1点差で負けてもベスト8入りできる有利な状況だった。トッテナム選手団の年俸総額は約9180億ウォンで、1390億ウォンのザグレブの6倍ほどだ。それくらい相対的に豪華メンバーが揃っているトッテナムだった。しかもザグレブは16日、ゾラン・マミッチ監督が横領などの疑いで実刑を言い渡されて辞任するなど、チームの雰囲気が落ち着かない状況だった。

しかし、トッテナムは同日の敗北で、2戦合計2-3で敗退した。2015年から4年間「オルシャ」という登録名でKリーグ1でプレーしたザグレブのミスラフ・オルシッチがハットトリックを達成し、大逆転劇の主役になった。

オルシッチは後半17分と後半38分にゴールを決めて2戦合計2-2とし、延長後半1分には決勝ゴールを奪ってザグレブを劇的にベスト8に導いた。178センチの大柄だが、足技とシュート能力に優れているオルシッチは、2015年から2016年まで全南(チョンナム)で、2917年から2018年までは蔚山(ウルサン)所属で活躍した。Kリーグ1で通算101試合に出場し、28得点15アシストを記録した。

同日、トッテナムは前線に孫興民の相棒で看板FWのハリー・ケインを立て、ルーカス・モウラ、デレ・アリらを2列目に起用した。しかし、相手から集中的マークを受けたケインは振るわず、チーム全体が無気力だった。トッテナムのジョゼ・モウリーニョ監督は、前半を終えた後「引き分けてはいけない」と選手を奮い立たせ、試合後は「サッカーの基本は態度だ。われわれは基本を示せなかった」と選手らを批判した。しかし、ファンは選手に劣らずモウリーニョ氏の戦術不在を批判した。トッテナムのインターネット上のファンカフェなどには「モウリーニョはベンチで何をしているのか」「すぐに更迭すべきだ」などのコメントが殺到した。トテナムは今季にELとサッカー協会(FA)カップをベスト16で終え、EPL8位に止まるなど不調が続いている。


李元洪 bluesky@donga.com