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ミャンマー軍部、家にいた女子高生まで殺害

ミャンマー軍部、家にいた女子高生まで殺害

Posted March. 19, 2021 08:22,   

Updated March. 19, 2021 08:22

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民主化デモを暴力で鎮圧しているミャンマー軍部が、真昼に家にいた女子高校生に射撃して殺害した。

ミャンマーメディアのイラワディによると、15日、マンダレーのある町で、高校2年生のマ・ディダ・エイさん(16)が友人の家にいて、軍の狙撃手の銃弾を受けて死亡した。この学生は、道路で銃声を聞いて友人宅に逃れたが、300メートル離れた丘から狙撃手が撃った銃弾を両足に受け、病院に搬送されたが死亡した。一緒にいた友人も銃弾で指を負傷したという。エイさんの家族は、娘の遺体を家に運べば軍部が遺体を盗んで死因を捏造すると考え、病院の近くに埋めたと伝えた。軍部は「すべてうまくいく」と書かれたTシャツを着てデモに参加して亡くなった19歳の女性の墓を掘り起こしている。

14日に死亡した医学部生カント・ニャ・ヘインさん(18)の葬儀が行われたヤンゴンの火葬場には16日、市民数百人が集まった。ヘインさんは、デモで負傷した人々を介護して、軍部の銃で撃たれて死亡した。

 

死者が増えると、一部地域では街頭に人の代わりにプラカードを立てる無人デモが行われた。18日、ツイッターには、ヤンゴンなどミャンマー各地に「私たちは民主主義を望む」などと書かれたプラカードが並べられた写真が投稿された。

軍部の制裁に消極的な中国に対する反中感情が高まると、現地の中国企業の撤収の動きもみられた。17日、香港氏サウスチャイナ・モーニングポストは、中国政府がミャンマーに滞在する国有企業の職員の撤収を指示したと報じた。


李恩澤 nabi@donga.com