李在成が今季７ゴール目、チームは２位維持し昇格へさらに前進

ブンデスリーガ２部ホルシュタイン・キルでプレーしている韓国代表ＭＦ李在成（イ・ジェソン、２９）が１ヵ月ぶりにゴールを記録した。

李在成は９日、ドイツ・ハンブルクの敵地フォルクスパルク・シュタディオンで行われたブンデスリーガ２部第２４節ハンブルク戦に先発出場し、前半８分に先制ゴールを決めた。２列目のＭＦ李在成は、ヤニク・デームのＣＫを正確に頭で合わせてゴールを決めた。先月９日、デュッセルドルフとの第２０節で得点を挙げて以来１ヵ月ぶりとなる今季リーグ戦５得点目（４アシスト）。ＤＦＢポカールで記録した２ゴールを入れればシーズン通算７得点目。

ホルシュタイン・キールは李在成の先制ゴールでリードしたが、ハンブルクに同点を許して１－１で引き分けた。勝ち点１を獲得したホルシュタイン・キールは１３勝７分４敗（勝ち点４６）で首位ボーフム（勝ち点４８）に続いてリーグ２位を維持した。

ホルシュタイン・キールは残り１０試合で２位を守れば、１９００年のクラブ創立以来１２１年ぶりにブンデスリーガ１部に昇格する。３４試合制のブンデスリーガ２部は、リーグの上位２チームが１部に昇格し、３位は１部の１６位チームと昇降プレーオフを行う。

１８年、全北（チョンブク）からホルシュタイン・キロに移籍し、９２試合で２２得点２２アシストを記録した李在成は、昨季からトップチームからのオファーを受けた。ホルシュタイン・キールが１部に昇格すれば、李在成の年俸はさらに上がるものと見通しだ。クラブとの契約は今夏まで。欧州サッカー移籍情報専門サイト「トランスファーマルクト」が評価した李在成の市場価値は、昨年６月の２００万ユーロから今年２月には３００万ユーロに跳ね上がった。チーム内では最高額の年俸だ。地元紙「キーラー・ナハリヒテン」は９日、「李在成はチーム攻撃のエンジンのような存在」と高く評価した。


兪載泳 elegant@donga.com