「 リュ・ヒョンジン(柳賢振)が昨年より良い体調をを見せている。冬の間、本当にトレーニングに励んだようだ」
トロント・ブルージェイズの投手コーチ、ピート・ウォーカー氏が「コリアンモンスター」柳賢振(34・写真)のコンディションに満足感を示した。ウォーカー氏は22日、地元メディアとのビデオ電話でのインタビューで「(トロント加入後の最初のシーズンだった)昨年と比べて、今年はさらに気持ちが軽くなったようだ。すでに50球のブルペン投球をできるまでペースを上げている」と褒め称えた。
今季は柳賢振にとってトロント移籍後に初めて迎えるフルシーズンになる。昨年は新型コロナウィルス感染症の影響で、メジャーの各チームは60試合だけを消化した。柳賢振は12試合に先発出場し、67イニングを投げた。29試合に出場して182回3分の2を消化した直前のシーズンの半分以下の試合数だった。162試合制に復帰する今季は、チームの先発1番手として30前後の試合に先発登板しなければならない。
このため柳賢振は冬の間、徹底的に準備をしてきた。昨年10月に帰国した柳賢振は1ヵ月ほど休養した後、11月からすぐ体力トレーニングと筋トレで体作りに打ち込んだ。先月は温かい済州道(チェジュド)に入り、2週間キャッチボール練習と投球練習などを行った。
カン・ドンウン記者 leper@donga.com