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「夢のチョコレート工場の主人は私だよ」

「夢のチョコレート工場の主人は私だよ」

Posted February. 01, 2021 08:27,   

Updated February. 01, 2021 08:27

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奥ゆかしい目つきの成熟した青年イメージであるティモシー・シャラメ(26)と、清涼な微笑の少年を連想させるトム・ホランド(25)。2人のうち、映画「チャーリーとチョコレート工場」の主人公「ウィリー・ウォンカ」に誰がもっと似合うだろうか。

制作会社ワーナー・ブラザーズが先月、映画「チャーリーとチョコレート工場」の続編「ウォンカ」の制作計画を発表して以来、ウォンカ役にどんな俳優がキャスティングされるかに映画ファンの関心が集まっている。

ロアルド・ダールの童話「チャーリーとチョコレート工場」は、世界最高のチョコレート工場の設立者・ウォンカが、自分の工場を継ぐ子供を探すためにチョコレートに隠しておいた「黄金チケット」で世界各国から子供5人を招待して起こる物語を描いた。映画としても、1971年と2005年に2度制作されるほど人気を集めた。これらの映画も、秘密裏に運営されていた工場の幻想的な内部と工場のあちこちの神秘的なキャラクターを映像でよく表現して童心を虜にした。

続編・ウォンカの制作は、映画「ハリー・ポッター」シリーズを作ったデイヴィッド・ヘイマンが担当した。メガホンは、映画「パディントン」シリーズの監督ポール・キングが引き受ける。パディントンシリーズで、キング監督と呼吸を合わせた脚本家・サイモン・ファーナビーが、今回も脚本を執筆する。続編では、チョコレート工場をオープンする前に、若いウォンカが経験した冒険物語が取り上げられる予定だ。

米芸能メディアのバラエティーなどによると、制作陣はソニー・ピクチャーズの「スパイダーマン」シリーズに出演したホランドと映画「君の名前で僕を呼んで」の主人公シャラメを、ウォンカ役の俳優として検討している。映画「ラ・ラ・ランド」「きみに読む物語」などに出演したライアン・ゴスリングと「ウォールフラワー」「神秘的な動物事典」シリーズのエズラ・ミラーが主演俳優として一時名前が挙がったが、制作陣はもう少し若い20代半ばから後半の俳優をキャスティングする予定だという。

映画ファンの間では、制作会社が1971年に公開した「ジーン・ワイルダー」バージョンの「ウォンカ」を求めるなら「ホランド」を、2005年に公開した「ジョニー・デップ」バージョンを準備すれば、「シャラメ」をキャスティングする可能性が高いという意見が出ている。ワイルダーは、映画でくせのある金髪に赤色の中折れ帽をかぶって、ウォンカ役を演じた。デップは、茶色のボブに黒の中折れ帽子をかぶっていた。制作陣は、「これから4カ月以内の撮影開始を目標としている」と明らかにした。公開予想日は2023年3月17日。


チョン・チェウン記者 chan2@donga.com