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WHO 「COVAXワクチン、月末に低所得国への供給開始」

WHO 「COVAXワクチン、月末に低所得国への供給開始」

Posted January. 09, 2021 08:05,   

Updated January. 09, 2021 08:05

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新型コロナウイルスのワクチンを公平に分配するための国際的な枠組み「COVAX(コバックス)ファシリティ」が今月末から低所得国に新型コロナウイルスのワクチン20億回分を供給することを決めた。韓国を含む高所得国に対するワクチン供給の時期は依然として不透明だ。

7日(現地時間)、ロイター通信によると、世界保健機関(WHO)で予防接種部門を統括するケイト・オブライエン氏は、オンラインイベントで、「ワクチンを得ることができなかった92ヵ国の開発途上国のために60億ドルを調達した。今月末あるいは来月上旬から中旬までにはワクチン20億回分の供給を開始する」と明らかにした。

WHOや「感染症流行対策イノベーション連合(CEPI)」、「ワクチンと予防接種のための世界同盟(GAVI)」が参加する「COVAXファシリティ」は、今年末までに低所得国に人口の最大2割が接種できるワクチンを供給する計画だ。韓国政府は昨年10月、「COVAXファシリティ」と供給契約を締結し、拠出金を納めた。疾病管理庁関係者は、「COVAXファシリティのワクチン供給は低所得国と高所得国の『ツートラック』で進められる」とし、「まだ今年3月までの国内供給に支障はない」と話した。

 

一方、政府は8日、ワクチン接種の準備を総括する全省庁挙げての組織「新型コロナウイルス予防接種対応推進団」を立ち上げた。疾病管理庁の鄭銀敬(チョン・ウンギョン)庁長が団長を務め、ワクチンの導入と流通、副作用に対する被害補償などを担うことになる。


全主榮 aimhigh@donga.com