
マンチェスター・ユナイテッドのレジェンド、ウェイン・ルーニー(35)の長男が父が全盛期を過ごしたチームのユニフォームを着た。
ルーニーは18日、ソーシャルメディア(SNS)で長男カイ・ルーニー君(11)がマンUのユースチームと契約したことを公開した。妻コーリン・ルーニーさんと一緒にカイ君が契約書に署名する姿を見守る写真を投稿したルーニーは、「誇らしい日だ。ベストを尽くそう、息子よ!」と嬉しい気持ちを隠さなかった。カイ君は、父がマンU時代に付けていた背番号10番のユニフォームをもらった。カイ君はルーニーの4人の子供のうち長男で、現在イングランド・チャンピオンシップ(2部)のダービー・カウンティ―で監督代行を務めながら、選手としても登録しているルーニーは、2011年に生後16ヵ月だったカイ君をブラジルのサッカースクール「ソカトツ」に入学させて早くからサッカー教育を行った。
9歳でエバートンのユースチームに入団し、2002年にプロデビューしたルーニーは19歳だった2004年8月、20歳以下では史上最高の移籍金である2560万ポンド(約380億ウォン)でエバートンからマンUに移籍した。
2017年までマンU所属で豊富な運動量と鋭いゴール感覚を発揮してマンUの攻撃をけん引した。全盛期にクリスティアーノ・ロナウド(ユベントス)、朴智星(パク・チソン=引退)と三角編隊を組んで数多くの名場面を生み出した。13年間、リーグ通算559試合に出場し253ゴールを記録した。マンUのクラブ史上最多ゴール記録だ。プレミアリーグだけで5度優勝し、欧州チャンピオンズリーグとヨーロッパリーグ、FAカップ、FIFAクラブワールドカップも1度ずつ優勝を経験した。
兪載泳 elegant@donga.com