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秋信守、テキサスでの7年間をバント安打で締めた

秋信守、テキサスでの7年間をバント安打で締めた

Posted September. 29, 2020 08:16,   

Updated September. 29, 2020 08:16


今月初めに右手首をケガしたテキサス・レンジャーズの秋信守(チュ・シンス=38、写真)は、まともにバットを振れない状態だった。それでも三塁手がシフトで遊撃手方面に移動した隙を狙った三塁方面の奇襲バンドをした。一塁に全力疾走してベースを踏んでは重心を失って倒れ転んだ。結果はセーフ。記録は三塁前安打だった。足首をねん挫した秋信守は代走と交代した。秋信守がハッスルプレーと共にレギュラーシーズンを締めくくる瞬間だった。

28日、本拠地で行われたヒューストン・アストロズ戦1回裏に先頭打者で打席に立った秋信守は、電光掲示板を見上げては驚いた顔をした。妻ハ・ウォンミさんと二人の息子、そして娘が観客席にいる姿が映っていたからだ。新型コロナウィルスの影響で、この日の試合も無観客で行われたが、テキサス球団はベテランへの礼を尽くして家族を特別招待した。

2014年にテキサスと結んだ7年総額1億3000万ドル(約1526億ウォン)の契約が今年で終了し、チームのシーズン最終戦だった試合は、秋信守にはテキサスのユニフォームを着てプレーする最後の試合になる可能性もある。今後の契約交渉次第では、もしかしたらメジャーリーガーとしての告別舞台になるかもしれない。

試合後に秋信守は、「この日を一生忘れないだろう。片手でバットを持つのも苦しかった。だが、若手選手たちにメッセージを伝えたかった。僕がどれだけ野球を愛しているのかを見せたい気持ちが強かった」と話した。秋信守はテキサスで活躍した7年間、打率.260(2965打数771安打)、114本塁打、355打点、OPS(出塁率+長打率).792を記録した。

「今後も1、2年は十分プレーできる」と言って来た秋信守は、この日も「状況がどう変わるか分からないが、今冬もこれまで通りトレーニングしながら過ごすだろう」と話した。秋信守がチーム再建に突入したテキサスと再契約するのは考えにくい。その代わり、自分を必要とするチームがあれば、年俸を下げてでも現役生活を続けたいと考えている。


李憲宰 uni@donga.com