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全光焄牧師は陰謀説の後ろに隠れている場合じゃない

全光焄牧師は陰謀説の後ろに隠れている場合じゃない

Posted August. 22, 2020 08:12,   

Updated August. 22, 2020 08:12


新型コロナウイルスの新規感染者が21日、300人台に急増した。100人台に突入したのがわずか1週間前の14日だった。済州(チェジュ)を除く全国16市・道で感染者が発生し、21日に陽性が確認された感染者は324人。重症患者用の病床が25%しか空いておらず、15日のソウル光化門(クァンファムン)集会の参加者の中で、潜伏期が過ぎて今週末から本格的に感染者が増え始めれば、防疫と医療能力が耐えられないかもしれない。

このような中、防疫ルールを破って集会を開き、大規模な集団感染が発生したソウルのサラン第一教会の全光焄(チョン・グァンフン)牧師が、連日陰謀説を提起しており、残念だ。今月17日に感染して入院している全氏は、20日に発表した立場文で、「政府がサラン第一教会と光化門集会の参加団体に検査を強要し、感染者数を拡大している」と主張した。21日も声明書と記者会見の立場文を相次いで出し、「ウイルステロ陰謀説」を主張した。この教会は、防疫当局の信徒名簿提出要求を拒否し、一部の信徒が、陽性が確認されて姿をくらますなどの逸脱行為をし、防疫のゴールデンタイムを逸している。

 

今月12日、最初の感染者が出た後、21日までに確認されたこの教会関連の感染者は732人。防疫当局は先月末、全氏と教会信者がマスクの使用とソーシャル・ディスタンシングのような教会の防疫ルールを無視し、大規模な礼拝を3度行った影響とみている。教会信者と訪問者が接触し、12市・道の教会コールセンター、療養病院など19ヵ所で感染が広がっている。5人が検査を受ければ、1人以上陽性が確認さえるほど、感染率が高く、迅速に接触者をさがし出して隔離しなければ、全国各地で経路不明集団感染が起こるのは時間の問題だ。

全氏と教会の防疫作業の非協力は、感染症予防法違反だけでなく、共同体が災いの危機を迎えた時、犠牲の前の立ってきたキリスト教の精神にも反する。全氏は雲をつかむような陰謀説で分裂を助長するのではなく、信徒を説得して教会発の感染拡大を収束させることに協力しなければならない。

今回の感染拡大の危機は、政府が流行第2波を予告しても内需振興のために17日を臨時公休日に指定し、外食、公演、旅行の割引クーポンまで発行して全国的な移動量を増やすなど、自ら招いた責任も大きい。先月24日には、教会の小規模集会の禁止措置を解除し、首都圏で感染者が急増すると、全てサラン第一教会と光化門集会の責任のように「烙印を押す」ため、関係者たちは隠れざるを得ない。政府は、全氏と教会側の誤りとは別に、防疫政策の失敗の責任をはっきりと認めて謝罪しなければならない。責任攻防と政争化を止め、教会と集会参加者を説得して感染拡大の火を消すこととに行政力を集中しなければならない。