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移籍控えたザルツブルクの黄喜燦、4戦連続で攻撃ポイント

移籍控えたザルツブルクの黄喜燦、4戦連続で攻撃ポイント

Posted July. 03, 2020 08:55,   

Updated July. 03, 2020 08:55


移籍を控えている「レッドブル」黄喜燦(ファン・ヒチャン=24、FCレッドブル・ザルツブルク)が4試合連続で攻撃ポイントを記録し、好調ぶりを改めてアピールした。

黄喜燦は2日、オーストリア・ザルツブルクの本拠地レッドブル・アレーナで行われた今季オーストリア・ブンデスリーガ第31節SKシュトゥルム・グラーツ戦でチームが2-0でリードした後半23分に途中出場した。チームの主力アタッカーだが、先月29日にTSVハートベルクとの第30節試合でチームが早くもリーグ優勝を決定したため、無理する必要はなかった。

ピッチに入るや否や、素早い動きで敵陣を揺さぶり、後半38分に胸でトラップしてシュートを放ちゴールネットを脅かした黄喜燦は、3-1でリードした後半40分、チームメイトのセク・コイタのゴールを手伝う鋭いスルーパスを送りアイスとを追加した。先月22日に2アシスト、25日に1ゴール、29日に1ゴールに次ぐ4試合連続の攻撃ポイントだ。5-2の大勝を収めて3連勝と10戦連続無敗(8勝2分け)を挙げたザルツブルクは、この日の試合が終わった後に優勝授賞式を行った。

ザルツブルクのクリストフ・フロイントSD(スポーツディレクター)も、今季終了後に黄喜燦がビッグリーグに移籍することを確認している中、ドイツの各メディアは黄喜燦がドイツ・ブンデスリーガのRBライプツィヒへの移籍を既成事実化している。ライプツィヒは今季のドイツ・ブンデスリーガで3位になったチーム。ドイツ紙ビルトは1日、「ライプツィヒは来季に備えた最初の取り組みとして黄喜燦の獲得を目前にしている。今週中に正式発表が行われる予定だ」と報じた。スカイスポーツ・ドイツも「ライプツィヒがザルツブルクのFW黄喜燦と契約を結んだ」と報道した。

海外メディアは黄喜燦の移籍金について、少なくとも1000万ユーロ(約135億ウォン)から最大1500万ユーロ(約202億ウォン)の間になるだろうと予測している。黄喜燦がライプツィヒへ移籍する場合、最近同チームからイングランド・プレミアリーグのチェルシーへの移籍が確定したティモヴェルナ―(24)の空白を埋めるとみられる。ヴェルナーは今季に28ゴールを記録し、リーグ得点ランキング2位となったライプツィヒの看板スターだ。


キム・ジョンフン記者 hun@donga.com