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柳賢振のブルージェイズ、州政府が「特恵」認めずチャーター機でのカナダ入りならず

柳賢振のブルージェイズ、州政府が「特恵」認めずチャーター機でのカナダ入りならず

Posted July. 02, 2020 09:05,   

Updated July. 02, 2020 09:05

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球団のスプリングキャンプが設置されている米国フロリダ州ダニーデンを離れ、カナダのオンタリオ州トロントにある本拠地ロジャーズセンターに向かおうとして=た柳賢振(リュ・ヒョンジン=33、トロント・ブルージェイズ、写真)の開幕に向けた準備計画に狂いが生じた。オンタリオ州保健当局が「新型コロナウィルス感染症が急速に拡大している状況下で、メジャーリーグ選手たちだけに特恵を与えるのは困る」との意向を1日に表明したからだ。これを受け、チャーター機でスプリングキャンプに滞在していた選手団を帰国させようとしたトロント球団も、いったん計画を見合わせた。

現在米国からカナダに入国する人は全員14日間の自己隔離しなければならない。メジャーリーグが開幕すれば、日程に応じて選手たちは頻繁に両国の国境を超えなければならない。トロント球団では、カナダ連邦政府がメジャーリーグ選手の移動に関しては、例外を認めてくれることを期待したが、州政府の段階でブレーキがかかった格好だ。

このため、球団は米国内に臨時拠点を設ける案を模索している。トロントのマーク・シャパイロGMは「トロントで日程を消化できなければ、ダニーデンが最有力な臨時拠点になるだろう」と話した。ただ、フロリダ州もコロナ感染者が増え続けており、プランが変わる可能性もある。


黃奎引 kini@donga.com