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マクロン氏「自由フランスにBBCのマイクは最初の武器った」

マクロン氏「自由フランスにBBCのマイクは最初の武器った」

Posted June. 20, 2020 08:29,   

Updated June. 20, 2020 08:29

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「英国は自由フランスに最初の武器であるBBCのマイクをくれました」

18日(現地時間)、フランスのエマニュエル・マクロン大統領が第二次世界大戦当時、亡命先のロンドンでナチス・ドイツへの決死抗戦を呼びかけたフランスのシャルル・ドゴール陸軍将軍(1959~1969に大統領在任)のBBC演説80周年を迎え、ロンドン市にフランス最高勲章の「レジオン・ドヌール」を授与した。

AP通信とフランス24などによると、マクロン大統領は同日、英国を訪問し感謝の意を伝えた上で「英国は世界解放の先頭に立ったし、ナチスの野蛮主義に対抗して建てられた城壁のうち、最も美しい結束と友愛を示してくれた」と話した。また、「ロンドンはフランス・レジスタンス(ナチスへの抗戦組織)を受け入れてくれただけでなく、自らの姿を通じて霊感を与えてもくれた」と加えた。

「自由フランス」は第二次大戦でフランスがドイツに占領されると、ドゴール将軍を中心にロンドンで組織した臨時政府兼抵抗組織だった。戦争が終わった後、新しく樹立したフランス政府の根幹にもなった。

ドゴール氏は1940年6月18日、BBC演説を行い「どんなことがあっても抵抗の炎は消えてはならなく、消えることはないだろう」と強調した。第二次大戦中にフランづのナチスに対する抵抗運動に火をつけた名演説と評価されている。またドゴール氏がフランスで影響力のある指導者として浮上する契機になった。


金潤鍾 zozo@donga.com