
韓国女子プロゴルフ(KLPGA)ツアーの支配者、チェ・ヘジン(21)がシーズン初勝利に向けて好スタートを切った。
チェ・ヘジンは12日、済州道(チェジュド)にあるエリシアンCC(パー72)で開催されたKLPGAツアー「エスオイル選手権」の初日に、米女子ツアー(LPGA)で活躍しているキム・ヒョジュ(25)、キム・セヨン(27)と同ジ組でプレーした。
キム・ヒョジュとキム・セヨンは先週のロッテ・カンタータ女子オープンでプレーオフの末にそれぞれ優勝と準優勝を果たし、波に乗っている状態だ。チェ・ヘジンは同大会で8位タイだった。しかし今大会初日は、国内組のチェ・ヘジンが海外組の先輩たちをリードしている。
チェ・ヘジンは同日、9バーディー、1ボギーの8アンダー64でホールアウトし、トップに立った。2度も3ホール連続でバーディー(4~6番、13~15番)を奪い、スコアを大きく伸ばした。昨年に大賞と最多優勝(5勝)などを席巻したチェ・ヘジンだが、今季はまだ優勝がない。しかし、今大会では初日から快調のプレーを見せながら、大会2連覇への期待感を高めた。チェ・ヘジンは、「昨年に挙げた5勝のうち2勝を済州道で収めた。今大会のコースも自分と相性が良い気がする」と話した。
KLPGA通算9勝(アマチュア大会を含め)を記録しているチェ・ヘジンだが、まだ同じ大会を連覇したことはない。チェ・ヘジンは、「一度は必ずタイトル防衛をしてみたいと思っている。残り二日間、強い雨風の予報があるけど、雨の日もプレーが悪くない方なので集中力を切らさないようにしたい」と語った。
キム・セヨンはボギーなしに4バーディーを奪い、4アンダー68で18位タイ、キム・ヒョジュは4バーディー、1ボギーで3アンダーの69で36位タイだった。
鄭允喆 trigger@donga.com