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「成功するためには自ら何かをせねば」 孫興民がベッカムの前でサッカーへの思い語る

「成功するためには自ら何かをせねば」 孫興民がベッカムの前でサッカーへの思い語る

Posted May. 27, 2020 08:55,   

Updated May. 27, 2020 08:55

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「スーパーソニー」孫興民(ソン・フンミン=28、トッテナム・ホットスパー)がサッカーへの思いを語った。英国のレジェンド、デビッド・ベッカム氏(45)が孫興民に質問を投げた時だ。

トッテナムが26日にクラブのソーシャルメディア(SNS)で公開した2分33秒の映像の中で、孫興民は同年のチームメイトのMFルーカス・モウラと米国のメジャーリーグ(MLS)のインテル・マイアミCFのオーナーであるベッカム氏と会話した。映像は、新型コロナウィルス感染症が拡大する前の2月にベッカム氏がトッテナムのトレーニングセンターを訪問した際に撮影したものだ。当時ベッカム氏はトッテナムのメインスポンサーであるAIAの広報大使としてクラブのトレーニングセンターに招かれた。トッテナムはプレミアリーグ(EPL)の再開を待つファンへのサービスとして映像を公開した。

ベッカム氏は孫興民と会ってハイタッチをしては軽くハグをした後、EPLでプレーするためにどんな努力をしたのか聞いた。これに対して、孫興民は流ちょうな英語で自身のサッカー観を語った。「選手として決まった練習をする前に、自ら何かをするのが大変重要だと思う。サッカーをするために英国に来た。EPLでプレーするのは、未だに自分の夢だ。最高のプレーをするためにはよく食べて良く寝なければならない」。

孫興民は、競技場の外での自己管理の重要性も強調した。孫興民は、「EPLクラブで活躍するすべての選手は才能を持っている。しかし全ての選手がトップレベルの評価を受けるわけではない。精神力のために自分の能力を十分発揮できていない。これは選手自身だけでなく、ファンにとっても苦しく、悲しいことだ。ピッチの外でどんな行動をするのかが重要だ」と話した。孫興民の話に、ベッカム氏は真剣だが明るい表情で耳を傾けた。EPLで265試合に出場し、通算62得点80アシストを記録したベッカム氏も共感している様子だった。


チョ・ウンヒョン記者 yesbro@donga.com