Go to contents

「コロナ克服」スーパースターたちが自宅で癒しの歌

「コロナ克服」スーパースターたちが自宅で癒しの歌

Posted April. 20, 2020 08:12,   

Updated April. 20, 2020 08:12

한국어

セリーヌ・ディオン、ローリング・ストーンズ、ビヨンセ、ビリー・アイリッシュ、テイラー・スウィフト…。名前だけを聞いても分かるスーパースターたちが19日(現地時間)、新型コロナウイルス感染症の克服を願うオンライン合同コンサートを開いた。彼らは華やかな舞台ではなく、それぞれの自宅で癒しの歌を歌った。

同日開かれたオンラインコンサート「ワンワールド:トゥゲザーアットホーム(One World : Together At Home)」は、歌手のレディー・ガガ(34)が提案した。命をかけて新型コロナウイルスに対抗している医療スタッフを励まし、対応基金を調達しようという趣旨だ。世界保健機関(WHO)と慈善団体・グローバルシチズン(Global Citizen)が参加してコンサートが実現した。1985年にエチオピア難民救済資金を調達するために開かれた「ライブエイド(Live Aid)」コンサートになぞらえて、「コロナエイド(Corona Aid)」というニックネームがついた。ユーチューブ、ツイッターなどで無料で生中継された。

6時間行われた公演には、綺羅星のようなスター約110チームが登場した。テイラー・スウィフト、ローリング・ストーンズ、ビリー・アイリッシュ、スティーヴィー・ワンダーなどが自宅で部屋着姿で「無観客コンサート」を開いた。BBCは、「スターたちが自分の家で歌を歌う光景が、閉じ込められている人たちに楽しみをプレゼントした」と評価した。

公演の途中に、韓国医療陣への献呈映像も流れた。彼らの献身のおかげで韓国は最近総選挙を実施し、プロ野球の開幕も準備するなど、状況が改善していると紹介した。元米大統領夫人のミシェル・オバマ、ローラ・ブッシュ夫人と放送人のオプラ・ウィンフリーなどの有名人もビデオメッセージを送って、「医療スタッフの苦労に深く感謝する」と伝えた。主催側は同日の公演で、寄付金1億2700万ドル(約1545億ウォン)が集まったと発表した。


崔智善 aurinko@donga.com