
30代半ばになったクリスティアーノ・ロナウド(35)の決定力は衰えるどころか、ますます研ぎ澄まされている。ユベントスのロナウドは20日、イタリアのトリノ・アリアンツスタジアムで行われたセリエAパルア戦で先制ゴールと決勝ゴールを決め、チームの2-1勝利をけん引した。5連勝をマークし、16勝3分け1敗(勝ち点51)となったユベントスは2位インテル・ミラノ(勝ち点47)をリードし、首位を保っている。
一足早いシュートと見事な位置選定が輝いた。前半43分、パスを受けて短いタッチの後に素早く蹴った右足シュートは、守備に当たってパルマのゴールに吸い込まれた。1-1だった後半13分には、パウロ・ディバラのパスタイミングに合わせて入り、冷静に決勝ゴールを奪った。
この日2ゴールを決めたロナウドは昨年12月のサスオロ戦以来7戦連続得点とした。ユベントス選手では2005年のダビッド・トレゼゲ(フランス)以降初めて。ロナウドは6日のカリアリ戦でのハットトリックとこの日の2得点など、7試合で11ゴールを奪っている。
今シーズンのセリエAで16得点をマークしているロナウドは、欧州の大リーグで14シーズン連続で15得点を記録した初の選手になった。2006~2007シーズンのプレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドで15得点を記録したロナウドは、その後レアル・マドリード、ユベントスなどに移籍しながら、それぞれのクラブで毎シーズン15得点以上を記録した。
兪載泳 elegant@donga.com