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「会って話し合おう」 統一部が北に金剛山実務協議を提案

「会って話し合おう」 統一部が北に金剛山実務協議を提案

Posted October. 29, 2019 09:10,   

Updated October. 29, 2019 09:10

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政府が、金剛山(クムガンサン)観光地区内の韓国側施設の撤去を文書交換で議論しようという北朝鮮に対して、金剛山での実務協議を提案した。

統一部の李相旻(イ・サンミン)報道官は28日、「政府と現代峨山(ヒョンデアサン)は同日午前、開城(ケソン)の南北共同連絡事務所を通じて、北朝鮮側の朝鮮アジア太平洋平和委員会と金剛山国際観光局にそれぞれ通知文を伝えた」と明らかにした。そして、「政府は北朝鮮側が提起した(撤去)問題を含め金剛山観光問題を話し合うための当局間実務協議の開催を提案し、現代峨山は金剛山地区の新しい発展方向について協議を提案した」と付け加えた。

これに先立ち北朝鮮は25日、統一部と現代グループに送った通知文で、韓国側施設の撤去を求め、文書交換方式の協議を提案したが、政府と現代峨山は会って話し合うことを求め、3日後に局長級実務会談形式の「2+2会談」を提案した。

政府は北朝鮮に送った通知文で、協議の日時を具体的に明示せず、「良い時期に金剛山で開催しよう」とした。南北間の正式の協議は2018年12月14日の次官級体育分科協議が最後。政府当局者は、「金剛山問題をめぐって北朝鮮側と会う必要があるという立場に変わりはない。北朝鮮が文書で施設撤去を要請しても、すぐに応じることはできない」と話した。


黃仁贊 hic@donga.com