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トランプ大統領の弾劾調査、ポンペオ国務長官に飛び火

トランプ大統領の弾劾調査、ポンペオ国務長官に飛び火

Posted September. 30, 2019 08:41,   

Updated September. 30, 2019 08:41

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トランプ米大統領に対する弾劾調査の原因である「ウクライナ疑惑」の火の粉がポンペオ国務長官に降りかかる様相だ。ホワイトハウスとウクライナ政府の不適切な接触で国務省高官が関与したことが明らかになれば、上院議員への出馬を秤にかけているポンペオ氏の政治生命にも相当なダメージになるとみえる。

米下院外交委員会は27日(現地時間)、ポンペオ氏に「ウクライナ疑惑」に関する資料提出を求める召喚状を送った。民主党は24日に弾劾調査に突入し、大統領の最側近であるポンペオ氏に最初の召喚状を発行した。疑惑の重要人物として注目されている大統領の個人弁護士、ルドルフ・ジュリアーニ元ニューヨーク市長はメディアとのインタビューで、「ウクライナの人々に会う時、国務省の助けを受けた」と話した。これを受けて議会は9日、疑惑が起こった時から国務省に関連資料を提出するよう要請してきた。しかし、ポンペオ氏は議会が求めた最終締め切りの26日までに応じなかった。

ポンペオ氏は26日、ニューヨーク国連総会での記者会見で質問を受け、「国務省当局者の行動は適切だった。政府が堅持してきた目標と全面的に一致する」とだけ述べた。


ワシントン=イ・ジョンウン特派員 lightee@donga.com