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プロ2年目のチェ・ヘジンの三多水マスターズ大会

プロ2年目のチェ・ヘジンの三多水マスターズ大会

Posted August. 09, 2019 09:52,   

Updated August. 09, 2019 09:52


「月曜日(5日)の夕方、英国から韓国に戻ったあと、本当にたくさん寝ました。時差ぼけはまだ続いていますが…。それでもうまくできると思います。『若さの力』と言えるかな?(笑)」

プロ2年目で、韓国女子プロゴルフ(KLPGA)ツアーで「大人気」となっているチェ・ヘジン(20・ロッテ)から、「恐れを知らない二十歳」の堂々さが感じられた。KLPGAツアー前半で4勝を手にして、最多勝トップを走っているチェ・ヘジンは、9日から済州(チェジュ)オーラCCで開かれる後半最初の大会・三多水(サムダス)マスターズを心待ちにしてきた。彼女にとってこの大会は、苦痛を乗り越えて再び飛び立つチャンスだからだ。8日に会った彼女は、「すでに過ぎ去った過去の私の姿は重要でない。済州で最初からやり直すという覚悟だ」と語った。

●「再び出発点に立った」

最近、彼女は米女子プロゴルフ(LPGA)ツアー・メジャー大会であるエビアン選手権(フランス)と全英女子オープン(英国)に相次いで出場後、帰国した。2週間を超える「遠征」に備えて即席ご飯、キムチを用意して出発前のスイングを整えた彼女だった。しかし、彼女はエビアン選手権では49位タイ、全英女子オープンでは予選落ちのみすぼらしい成績を上げた。「韓国で上昇に乗った後に出場したため、たくさん期待しました。練習ラウンドの時は感覚も良かったが、実戦で崩れたので残念でなりませんでした。『私はまだまだだな』という気がして、初心に帰るきっかけになりました」

予期せぬ怪我もあった。彼女に「インスタグラムに『目をきちんと開けて歩こう』というハッシュタグをつけた理由は何か」と聞くと、負傷のためだったという回答が返ってきた。「エビアン選手権を控えてコースを回る時、ラフに埋もれていたスプリンクラーを見逃して踏んでしまい、右足首を強く捻りました。テーピングをし、氷の湿布もしたのに痛かったんです」

物足りなさの中で帰国したので、ひたすら休むことはできなかった。睡眠中に目が覚めたら京畿龍仁(キョンギ・ヨンイン)にある自宅近くのジムに行って汗を流した。ニックネームが「ペンギン」である彼女は、氷の上に倒れても再び立ち上がって目標地点に向かって歩くペンギンのように、失敗を乗り越えて立ち上がるという覚悟だ。「自分で満足できるレベルの選手になるまで努力したいと思います。ショートゲームも補完し、大きな舞台でも揺れない頑丈な心臓を持った選手になりたい」

●「友情と尊敬はしばらくしまっておきたい」

チェ・ヘジンは、三多水マスターズの第1ラウンドで「LPGAツアーのメジャークイーン」コ・ジンヨン(24)、KLPGAツアー多勝2位(2勝)タイのチョ・ジョンミン(25)と同じ組で試合を行う。彼女は、「ジョンミンさんは『最も親しい先輩』であり、ジンヨンさんは『ロールモデル』なので、(第1ラウンドが)期待される」と言いながらも、「私も一生懸命にプレーして、『競争できる選手』になりたい」と語った。

チョ・ジョンミンとチェ・ヘジンは龍仁で一緒に運動しながら親しくなった。それでも譲歩のない勝負を予告した。チョ・ジョンミンは、「休息期の間に打球分析のできるトラックマン機器を調達して、細かい訓練を行った。上半期の良い流れを続けていきたい」と語った。

コ・ジンヨンように、将来LPGAツアー進出を夢見るチェ・ヘジンは、「ジンヨンさんは韓国にいる時から英語の勉強もし、訓練も体系的にやりながら(米国進出を)準備した。短い時間ではあるが、学びながら競争したい」と語った。両親が居住している済州島に「錦衣還郷」して、家族とアンコウ蒸しを食べながらリフレッシュしたコ・ジンヨンは、「(チェ)ヘジンはLPGAツアーに来ても、十分うまくできる選手だ。KLPGAツアーでかなり前に一緒にプレーしたが…。最近(ヘジンが)あまりにもよくやっているので、緊張したりするが、楽しく競争したい」と話した。


鄭允喆 trigger@donga.com