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規制から34日ぶり、日本が1品目を初めて輸出許可

規制から34日ぶり、日本が1品目を初めて輸出許可

Posted August. 09, 2019 09:54,   

Updated August. 09, 2019 09:54

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日本政府が先月4日の半導体とディスプレイ3品目の輸出を停止後、34日振りに初めて韓国向け輸出を許可した。同時に、これまで輸出が制限された3品目のほか、個別許可対象品目を追加できるとことを明らかにした。輸出規制は政治報復ではなく、戦略物資関連の純粋な安保レベルでの措置だったという名分を積みながら、飴と鞭戦略で韓日関係の主導権を握っていくという意味と解釈される。

日本経済産業省は8日、極紫外線(EUV)用フォトレジスト(感光液)の韓国向け輸出を前日許可したと明らかにした。この件は、三星(サムスン)電子の注文を受けた日本JSRや信越化学が審査を要請したものだという。世耕弘成経済産業相は記者会見で、「これは、(輸出規制が)禁輸措置ではなく、正当な取引については許可していることを示す」と語った。日本は、現在輸出が制限された3つの品目のほか、個別許可品目が増えることもありうるとし、追加制裁の可能性も公式に確認した。世耕経産相は、「3つの項目に加えて、不適切な事例が出てきたら、個別許可申請対象に追加する」と語った。彼はまた、「(韓国が安全保障に関連する)国際条約を遵守しているかを確認し、関係国と連携して(韓国の)輸出物資の管理レベルを検討していきたい」と語った。産経新聞は、「米国なども(戦略物資関連の)問題意識を共有している」として、規制品目を拡大していくだろうと報じた。


世宗市=ソン・チュンヒョン記者 東京=パク・ヒョンジュン特派員 balgun@donga.com