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「京春線の森の道」のソウル区間が8年ぶりに11日に正式オープン

「京春線の森の道」のソウル区間が8年ぶりに11日に正式オープン

Posted May. 10, 2019 08:49,   

Updated May. 10, 2019 08:49

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ソウル市は、旧京春線(キョンチュンソン)線路のソウル区間6キロを歩きやすい森の道として造成したと、9日明らかにした。2010年12月に京春線の列車運行が中断された後、放置されていた敷地が約8年ぶりに長い緑地公園として生まれ変わった。

ソウル市によると、「京春線の森の道」のソウルの全区間は11日に正式オープンする。全区間の開放は、最後の障害だったソウル科学技術大学から孔德(コンドク) 第2鉄道の踏切に至る400メートル区間の整備が終わったことによるものだ。この区間は、国土交通部が所有する土地にあり、韓国土地住宅公社(LH)が2015年から「幸せ住宅」を造成したところだ。ソウル市は、LHなどの関連機関と協議した末、ソウル市が区間管理とメンテナンスを担当することにしたと発表した。

2010年まで、京春線線路は光云(クァンウン)大学駅から春川(チュンチョン)駅までを行き来した。京春線の森の道は現在、列車の回送空間として使われる光云大学駅付近を除いて、ノクチョン中学校の隣りの京春鉄橋から始まる。線路に沿って、ソウルと京畿九里市(キョンギ・クリシ)の境界に至るまでの森の道をすべて歩くのに2時間ほどかかる。森の道には、遊歩道だけでなく、様々な種類の木を植えた庭がある。休憩のできるカフェや電車乗務員の制服など、過去の列車風景を再現した展示スペースもある。ソウル区間から離れれば、自転車に乗って行ける道が春川まで続く。


韓友信 hanwshin@donga.com