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孫興民、英紙が「EPLの歴代アジア選手で最高」と絶賛

孫興民、英紙が「EPLの歴代アジア選手で最高」と絶賛

Posted February. 18, 2019 07:53,   

Updated February. 18, 2019 07:53

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「稲妻のように速い(Quick As Lightning!)」

所属するトッテナム・ホットスパーに復帰と同時に4試合連続でゴールを決める大活躍をしている孫興民(ソン・フンミン=27、写真)について、地元メディアが相次いで称賛している。

英国のデイリー・メールは最近、「スーパー・ソニック(superSONic)」と名付けて孫興民の活躍を重点的に分析した。「超音速」を意味する英語に孫興民の「SON」を大文字にして見出しを立て、関連表には「稲妻のように速い」とコメントを付けた。報道によると、孫興民の瞬間最高速度は21.31マイル(約34.3キロ)で、チーム同僚のルーカス・モーラやムサ・シソコらを抜いてトッテナムで最速だという。国際サッカー連盟(FIFA)は2015年に「世界最速のサッカー選手」10人を発表したが、当時1位は35.1キロのアントニオ・バレンシア、2位は34.7キロのガレス・ベイル、3位は33.8キロのアーロン・レノンだった。「サッカー皇帝」クリスティアーノ・ロナウドは33.6キロで4位、「サッカーの神様」リオネル・メッシは32.5キロで6位だった。直接比較は困難だが、当時の記録と比べると孫興民はロナウドやメッシより速く、3位に当たる。

孫興民は試合当りのスプリント(全力疾走)回数も最多だった。イングランド・プレミアリーグ(EPL)で1355分出場する間、306回を記録し、試合当りでは20回だった。孫興民より出場時間が長いシソコとモーラは、それぞれ16回と15回だった。デイリー・メールは、「孫興民はシーズン中に最高のプレーを見せている」と書いた。トッテナムは孫興民の体力管理で適合型プログラムを実施している。トレーニングでの体力の消耗を調整し、試合二日前にエネルギー消費量を最大限にして、試合当日には100%を発揮できるようにしているのだ。

一方、英国BBCは「ハリー・ケインとデレ・アリが負傷で離脱した時、専門家たちはトッテナムが苦しむだろうと予測したが、孫興民がいた。彼は、今やEPLの年間最優秀選手候補に挙げられている」とし、「孫興民に先立って欧州リーグで成功したアジア選手は何人かいたけど、誰も孫興民のレベルではなかった。韓国の朴智星(パク・チソン)がマンチェスター・ユナイテッドで活躍して大きな人気を博したが、孫興民のように年間最優秀選手候補に接近したことはない」と報じた。

孫興民は、今季の13試合でゴールを記録したが、孫興民が得点した試合でトッテナムは全勝を挙げている。直近の12試合では11得点5アシストをマークしている。デイリー・メールは、ケインより孫興民の存在感が大きいことを記録を示して証明した。孫興民が出場した時、トッテナムのリーグ戦勝率は80%だが、ケインが出場した時は71%だった。反面、孫興民不在の時の勝率は67%だったのに対し、ケインが出場しなかった時は100%だった。孫興民は23日、バーンリーとのリーグ戦で5戦連続得点に挑戦する。


李承鍵 why@donga.com