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ドジャースの柳賢振、結局はリリーフ起用か

ドジャースの柳賢振、結局はリリーフ起用か

Posted July. 25, 2018 08:39,   

Updated July. 25, 2018 08:39

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来月に負傷から復帰予定のロサンゼルス・ドジャースの柳賢振(リュ・ヒョンジン=31、写真)がトレード説に続いて「リリーフ起用」説が取り沙汰されている。

最近ESPNなど地元メディアは、最大で8人と飽和状態になるドジャースの先発陣が近く整理され、そのうち2人ほどがリリーフ投手に役職が変更されるだろうとの見方を伝えている。米国のスポーツ専門メディア「7」は、柳賢振を名指しして「ブルぺンに入る良い候補の一人」と予測している。

メジャーリーグ進出前にKBOリーグで7シーズンをプレーした柳賢振は、通算190試合に出場したが、そのうち9試合だけにリリーフ投手として出場するほどブルペン経験が少ない。昨年、肩の負傷から回復して復帰し、短い期間リリーフ投手となって5月25日のセントルイス・カージナルス戦で初のメジャーリーグセーブを記録したが、いざ本人は「試合前のワームアップが厳しい。先発に戻りたい」と調整に苦しんでいることを訴えた。その後、元々のポジションである先発に復帰したが、ポストシーズンを控えてリリーフ投手としての起用が不可能だったため、エントリーから脱落する屈辱を味わった。

今年は先発5番手から始めた柳賢振は、さらなる磨きをかけて、シーズン序盤に3連勝を挙げ、存在感を証明した。当時、不調が続いたドジャースの先発陣とは区別される活躍をし、クレイトン・カーショーに次ぐ「実質的な先発2番手」との賛辞を受けたが、負傷に足をすくわれた。

柳賢振が負傷した時、ナショナルリーグ(NL)西地区4位だったドジャースだが、その後、調子を取り戻して地区1位で前期を終え、最近も好調を保っている。昨季まで4年連続で30本塁打以上を放ったオールスター出身遊撃手マニー・マチャド(26)まで獲得し、数年間の目標だったワールドシリーズ制覇に向けて拍車をかけている。

2013年、メジャーリーグに進出した時、6年契約を結んだ柳賢振は今季終了後に自由契約選手(FA)資格を得る。自分を取り巻く数々の噂を払拭し、安泰な将来を保証してもらうためにも、柳賢振は復帰後もシーズン序盤のような好投が切実になってきた。


金培中 wanted@donga.com