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ロシアの終わらないドーピング違反、女子アイスホッケーで6選手が永久追放に

ロシアの終わらないドーピング違反、女子アイスホッケーで6選手が永久追放に

Posted December. 14, 2017 10:12,   

Updated December. 14, 2017 10:31

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今度はアイスホッケー女子のロシア代表チームがドーピング違反で国際オリンピック委員会(IOC)の処分を受けた。五輪の「全面ボイコット」ではなく「個人での出場」を認めたロシア・オリンピック委員会(ROC)の決定が出たあとも、ロシアのドーピング違反に対するIOCの厳しい対応は続きそうだ。

IOCは13日、ホームページで「2014年のソチ五輪に出場したアイスホッケー女子のロシア代表6選手をドーピング違反で懲戒処分にする」と発表した。6人のソチ大会成績は抹消され、今後の五輪から永久追放にするという内容だ。また、ソチ大会の女子アイスホッケーで6位だったロシア代表チームを失格処分にしたことも明らかにした。五輪出場チームが失格処分を受けたのは五輪史上初めて。

処分を受けた選手には五輪に4度出場したロシア代表主将エカテリーナ・スモレンツェワが含まれた。このほか、インナ・デュバノクやエカテリーナ・パシュケビッチ、インナ・アンナ・シバノワ、エカテリーナ・レベデワ、ガリナ・スキバが処分を受けた。6人は、ほとんどが今年4月に米国で開催された2017国際アイスホッケー連盟(IIHF)女子アイスホッケー世界選手権に参加しており、平昌(ピョンチャン)五輪に参加する可能性が高いと見られていた。これで、ソチ大会に出場したロシア選手のうちドーピング違反で処分を受けた選手は31人に増えた。

また、ロシアは五輪出場が禁止された選手が全種目で100人を超える初の国家という不名誉な記録を残すことになった。IOCは、「まだドーピング調査は終わっていない。追加でドーピング違反が判明する選手が出てくる可能性もある」とコメントした。

一方、ロシア選手の個人での五輪参加を認めたロシアは、15日、IOC本部があるスイス・ローザンヌに代表団を派遣する予定だという。そこで、平昌五輪に参加するロシア選手のリストを提出し、ロシア選手が着用するユニホーム問題などについて協議すると見られる。



金在亨 monami@donga.com