
世界ランキング17位のウィリアムズは24日、豪州メルボルンで行われた女子シングルス準々決勝でアナスタシア・パフリュチェンコ(27位=ロシア)を2-0(6-4、7-6)で下した。これでウィリアムズは1994年のウィンブルドン選手権で準決勝進出を果たしたマルチナ・ナブラチロワ以来、23年ぶりに四大大会の女子シングルス4強を果たした最高齢選手となった。ウィリアムズは36歳221日で、1994年のナブラチロワは37歳258日だった。
四大大会シングルスで通算21回準決勝に進出したウィリアムズは昨年のウィンブルドン選手権で4強入りするなど歳月を逆らう活躍を見せている。
ウィリアムズは、今大会で強豪に浮上した世界ランキング35位のココ・バンダウェイ(26=ドイル)を下した後、この日の準々決勝では同7位のガルビネ・ムグルサ(スペイン)を2-0(6-4、6-0)で破り、自身初の四大大会4強入りを果たした。
バンダウェイの祖母は1952年のミスアメリカ出身で、母は水泳の米国五輪代表を経験した。バンダウェイは強力なサーブを武器に2014年には女子プロテニス(WTA)ツアーでシーズン最多となる306のサーブエースを記録した。バンダウェイが子供のときから憧れの選手だったウィリアムズを相手に新たな番狂わせを演じるのかにも注目が集まっている。
金鍾錫 kjs0123@donga.com






