Go to contents

慶州地震の際に光りを放ったキトラミボイラー、地震感知後に自動停止

慶州地震の際に光りを放ったキトラミボイラー、地震感知後に自動停止

Posted September. 21, 2016 08:29,   

Updated September. 21, 2016 08:36

最近、慶尚北道慶州市(キョンサンブクド・キョンジュシ)で起きた地震によって、地震感知器が取り付けられたキトラミボイラーがおのずと稼働が中止となると、キトラミ側が、「地震感知器が作動したものであり、安心してもいい」と説明している。

20日、キトラミによると、最近の地震発生後、該当地域を中心にとりわけキトラミボイラーの修理要請が大幅に増えている。秋夕(チュソク、陰暦8月15日の節句)連休を含めて、この一週間、該当地域でボイラーの稼働中止に関する問い合わせが寄せられたものだけでも、3500件余りに上る。

しかし、これは故障ではなくキトラミボイラーが地震を感知し、安全のために稼働を中止したのだというのがキトラミ側の説明だ。キトラミは、地震による2次被害を防ぐため、国内では唯一に20年前から、ボイラーに地震感知器やガス漏れ探知機を取り付けている。キトラミボイラーは地震や工事による揺れを感知すれば、直ちにボイラーの稼働を中止させ、爆発や火災などの2次被害を防いでいる。20年前は韓半島は地震に安全だと言われていた時であり、キトラミの防震装置が改めて注目を集めている。

キトラミ側は、「高層マンションやオフィステルなどの多い国内で地震が起きれば、ガスボイラーの安全問題が大変重要にならざるを得ない」と主張し、「地震感知後おのずと中止となったボイラーは、安全確認後再稼働ボタンのみ押せば、正常に作動する」と明らかにした。



김성규기자 キム・ソンギュ記者 sunggyu@donga.com