Go to contents

「ブラックフライデー」今度も的中したソロス氏の呪い

「ブラックフライデー」今度も的中したソロス氏の呪い

Posted June. 25, 2016 07:21,   

Updated June. 25, 2016 07:33

ヘッジファンド系のゴッドファーザーと呼ばれているジョージ・ソロス氏(86・写真)の呪いが現実のものとなった。ソロス氏は20日、英日刊紙「ガーディアン」への寄稿文で、「ブレグジットが起きれば、英ポンドは1992年の黒い水曜日の15%よりさらに暴落するだろう」と予言した。

氏は特に、「(木曜日に行われる)ブレグジットを巡る国民投票が『離脱』と決まれば、その翌日は『ブラックフライデー』になるだろう。英国は1992年はポンド安で経済的利益を手にしたが、今度はそうはならないだろう」と強調した。24日の開票結果がブレグジット可決に傾きながら、ドル比ポンドは10%以上暴落した。英複数メディアは、「1992年の『黒い水曜日』当時、ポンドの下げ幅は4.1%に止まった。今回はそのレベルをはるかに超えている」と報じた。

ソロス氏は1992年、英国とドイツとが欧州内経済主導権を争いながら、通貨戦争を繰り広げた時、ポンド暴落の方に100億ドル(約11兆5000億ウォン)以上を投資して、10億ドルという膨大な差益を手にした。そのため、ロンドン金融市場は焦土と化し、ソロス氏には「英蘭銀行(英中央銀行)を破産させた男」、「黒い水曜日の誘発者」という悪名に近い異名がついた。

ソロス氏は、今回のブレグジットの投票を控えて、ガーディアンへの寄稿文などを通じて、「今度もポンド暴落に投資した『大物』たちは24年前の私のように、膨大な利益を手にするだろうが、大半の一般市民は貧しくなるだろう」と警告した。氏は、「多くの英国人はブレグジットが自分の家計経済にはあまり影響を及ぼさないだろうと信じているだろうが、それは希望事項に過ぎない。ブレグジットに伴う英ポンド暴落は、英国のすべての家計に(否定的)影響を及ぼすだろう」と指摘した。

そのため、ブレグジット反対(残留支持)の陣営では、「ソロスの呪いこそ、英国がEUを離脱してはならない最も重要な理由だ」と宣伝した。これを巡って、英複数メディアは、「ソロスが『残留支持』陣営の最大後援者として急浮上した」と報じた。



뉴욕=부형권특파원 ニューヨーク=プ・ヒョングォン特派員 bookum90@donga.com