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[オピニオン]「葬儀場のような韓国企業の役員室」

[オピニオン]「葬儀場のような韓国企業の役員室」

Posted March. 17, 2016 07:16,   

Updated March. 17, 2016 07:28

ある大企業の常務A氏は、数年前、部長時代に役員B氏から受けた暴言が今でも傷として残っている。B氏は、自分の話にA氏が違う意見を言うと、暴言を吐いて大声を上げた。「組織で生き残る第1原則が何か分かるか。仕事ができること?笑わせるな。それも無視できないが、上司の気持ちに合わせることが第一だ。そんなことも知らずに役員への昇進を夢見るのか」。A氏は数日間、仕事が手につかないほど衝撃と屈辱を受けたという。

◆「企業の星」である役員は、高い年俸と社会的地位で羨望の的だが、ストレスも多い。「臨時職員」という愚痴もある。実力と人望を兼ね備えた人も多いが、プレッシャーが優越的地位と重なって下級者を将棋盤の卒と考える、怒りの調整ができない役員も少なくない。米国や日本の企業家や金融家を扱った本を読むと、先進国でもこのような役員は目につくが、韓国の企業風土はもっと深刻なようだ。

◆大韓商工会議所がコンサルティング企業マッケンジーの組織健康度(OHI)分析技法を活用して国内100社の企業役員約4万人を調査した結果、77%の企業がグローバル企業の平均よりも組織健康度が低かった。国内企業の役員の経験があるある外国人は、このように指摘した。「韓国企業の役員室はまるで厳粛な葬儀場のようだ。役員の前で姿勢を正して立って、不明確で不合理なリーダーの業務指示にWhy(なぜ)もNo(いやだ)も言えずただうなずくのを見て、簡単には改善されないと思った」。

◆営利組織の企業を同窓会や同好会のように運営することはできないだろう。しかし、一方的な指示と非効率な会議、下級者に対する侮辱と暴言といった後進的な企業文化は、創意と革新を浸食し、企業の長期的発展を遮る。大韓商工会議所の朴容晩(パク・ヨンマン)会長は、「ガラケー式企業運営ソフトウェアを最新のスマートフォン級にアップグレードしなければ、低成長ニューノマル時代の克服は難しい」と憂慮した。元気な企業文化が定着するように最高経営者(CEO)が関心を持つ必要がある。

権純活(クォン・スンファル)論説委員 shkwon@donga.com



권순활논설위원 クォン・スンファル論説委員 shkwon@donga.com