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金賢洙のメジャー定着、カギとなるのは日本人投手への対応

金賢洙のメジャー定着、カギとなるのは日本人投手への対応

Posted December. 25, 2015 07:49,   

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ボルティモア・オリオールズの金賢洙(キム・ヒョンス)がメジャーリーグに定着するためには、まずは日本投手というヤマを越えなければならない。

最初のヤマは、27歳の同年でニューヨーク・ヤンキースのエース右腕、田中将大だ。昨年1月にポスティング(非公開入札)で日本の楽天からヤンキスに移籍した田中は、日本プロ野球(28連勝)とメジャーリーグ(6連勝)を通して通算34勝を挙げた日本のプライドだ。

田中は、ヤンキース移籍後、この2年間44試合に登板し、25勝12敗(防御率3.16)を記録した。ヤンキースは同じ地区のボルティモアと毎シーズン19回対戦するが、田中はボルティモア戦で通算4度登板し、1勝を挙げた。29回3分の2を投げ、防御率3.08、33奪三振を記録し、本塁打は6本を打たれた。

金賢洙と田中は2008年の北京五輪と2009年のワールドベースボール(WBC)に並んで出場したが、直接対決はなかった。田中は今年、右打打者より左打ち打者を相手により高い被打率(.233)を記録した。今年のボルティモアの主力選手の中では唯一の左打クリス・デービスを相手には5打数2安打に被本塁打1を記録した。

二つ目のヤマは、同じ東部地区に所属するボストン・レッドソックスの上原浩治(40)だ。上原は、この3年間、落差の大きいフォークボールを主な武器として86セーブを挙げ、ボストンの抑えを任された。最近は中継ぎに転向され、来年は登板回数がさらに増える見通しだ。テキサス・レンジャーズのエース、ダルビッシュ有(29)やシアトル・マリナーズの岩隈久志(34)との直接対決も予想される。

韓国で最もバットコントロールが優れていると評価され、打撃マシーンと呼ばれる金賢洙が日本を代表するフォークボール投手たちにどう対応するのか興味深い。



elegant@donga.com