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オバマ大統領、「ISを必ずや掃討、地上軍は投入しない」

オバマ大統領、「ISを必ずや掃討、地上軍は投入しない」

Posted December. 08, 2015 07:18,   

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米国のオバマ大統領は、カリフォルニア州サンバーナーディーノで2日(現地時間)に発生した銃乱射事件を「テロ行為(act of terror)」と公式に規定し、テロ犯が追従する過激派組織「イスラム国」(IS)を最後まで追跡して「掃討する」と明らかにした。

オバマ大統領は6日、米ワシントンのホワイトハウスの執務室(オーバルオフィス)で国民に向けて演説し、「米国に対するテロの脅威を必ず克服し、テロ組織を掃討する」と強調した。米大統領が執務室でテロ関連の国民演説をしたのは、2001年の9・11テロ直後にブッシュ大統領(当時)が演説して以来14年ぶり。オバマ大統領は、△米国主導の有志連合の空爆、△イラクやシリア内の対テロ部隊に対する地上軍支援の強化、△テロの陰謀や資金源の早期遮断、△シリア内戦の終息による政治的解決策の摸索など、これまで推進してきた4大戦略をより強化すると付け加えた。

シリアとイラクに地上軍を派遣する問題については、「長く大きな代価を支払わなければならない地上戦に再び突入してはならない」とし、反対の立場を再確認した。米政界はもとより世論でもIS掃討のために地上軍派遣が必要だという意見が広がっており、オバマ大統領が出した対テロ戦略の実効性をめぐって論議が起こっている。



ddr@donga.com