Go to contents

朴大統領がビデオメッセージ、延坪島砲撃5周忌追悼式、

朴大統領がビデオメッセージ、延坪島砲撃5周忌追悼式、

Posted November. 20, 2015 09:32,   

한국어

北朝鮮による延坪島(ヨンピョンド)砲撃5周忌(23日)を迎えて行われる追悼式に、朴槿恵(パク・クネ)大統領が犠牲者のためのビデオメッセージを寄せる。

朴大統領は当初、23日にソウル龍山区(ヨンサンク)戦争記念館で開かれる追悼式に出席する予定だったが、海外歴訪のためビデオメッセージで代替するという。追悼式には、戦死者のソ・ジョンウ下士官とムン・グァンウク一等兵の遺族やパク・スンフン国家報勲処長を含め、約4000人が参加する。

国防部は、この事件の正式名称を「砲撃挑発」から「砲撃戦」に変える案について検討している。同部のキム・ミンソク報道官は19日の定例ブリーフィングで、「まだ結論は出ていないが、政府レベルで延坪島砲撃戦への正式名称変更を慎重に検討している」と述べた。

用語を砲撃戦に変更するのは、当時の韓国軍の対応などについて、国民にきちんと知ってもらうためだ。砲撃挑発と聞くと、韓国軍が一方的に攻撃されたことに映りかねないが、砲撃戦は激しい攻防戦が行われたことを意味するからだ。

2010年11月23日当時、北朝鮮軍は海兵隊の延坪部隊が定期的に行ってきたK−9自走砲の海上射撃訓練を口実に、2回にわたり放射砲(多連装ロケット砲)約170発を延坪島に向けて発射した。海兵隊は攻撃開始から13分後に、K−9自走砲約80発の対応射撃を行った。韓国側の死傷者は20人だった。北朝鮮の被害規模は明らかになっていないが、軍当局は少なくても約40人の死傷者が発生したものと見ている。

これに先立つ16日、国家報勲処は延坪島砲撃戦による2人の戦死者の合同墓地を、第2延坪海戦の6人勇士合同墓地の隣に移転した。



neone@donga.com