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韓国、ベネズエラに13−2でコールド勝ち プレミア12初のコールドゲーム

韓国、ベネズエラに13−2でコールド勝ち プレミア12初のコールドゲーム

Posted November. 13, 2015 07:43,   

한국어

大会開幕の時は冷え切っていた(cold)韓国代表のバットが、今や相手をコールドゲーム(called)で倒すほどまでに火がついた。

世界ランキング8位の韓国は12日、台湾・台北市の桃園国際野球場で行われた世界野球ソフトボール連盟(WBSC)プレミア12の1次ラウンドB組予選で世界ランキング10位のゼネズエラと対戦し13−2で7回にコールド勝ちした。今大会初のコールドゲームだ。

韓国は1回裏から3点を奪うなど、10得点した前日の勢いが続いた。ベネズエラのルイス・ソーホー監督は1回が終わる前に先発投手、カルロス・モナステリオ(29)を降ろして大量の投手を上げる作戦に出た。だが一度火がついた韓国打線を抑え付けるには力不足だった。

この日最も際立った打者は、断然黄載鈞(ファン・ジェギュン=ロッテ・29)だった。黄載鈞はベネズエラの3番目の投手ロバート・プラセンシア(29)と4番目登板のジョニー・カラバイヨ(30)から4回と5回に連続打席本塁打を放った。いずれもカーブを捉え、左超えに運んだ。黄載鈞は、その後の2度の打席でも安打を打ち、4打数4安打と大活躍した。

黄載鈞は試合後に「本塁打を狙うよりは、正確に打とうとしたが、長打コースにボールが入って来たので本塁打につながった。守備でミスをして気が重かったが、打席で自分の仕事ができて嬉しい」と話した。黄載鈞は3回表の守備のとき、送球でミスをしたが失点にはつながらなかった。

マウンドでは先発投手の李大恩(イ・デウ=千葉ロッテ・26)が5回までを2失点(1本塁打)に抑え、公式の代表戦デビューを勝利で飾った。李大恩は同日、6つの三振を奪ったが、フォークボール(3つ)、ストレート(2つ)、カーブ(1つ)と多様な球種の決め球でアウトを取った。

金植寅(キム・インシク)代表監督は、試合後に「李容圭(イ・ヨンギュ)や閔炳憲(ミン・ビョンホン)などちょっとした怪我などで苦しんでいる選手たちがいるので、明日は予定していた練習を休むことにした」と話した。2勝1敗をマークした韓国は台北市の天母野球場に移動し、13日午後7時(韓国時間)、メキシコと第4戦を戦う。



kini@donga.com