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シーズン最高獲得賞金額更新が有力のイ・ボミ、「日本ツアー賞金王は父の遺言」

シーズン最高獲得賞金額更新が有力のイ・ボミ、「日本ツアー賞金王は父の遺言」

Posted October. 15, 2015 07:54,   

イ・ボミ(27・写真)は今シーズンの日本女子プロゴルフ(JLPGA)ツアーで「記録の女」と呼ばれる。先週のスタンレー・トーナメントで優勝し、ツアーの1シーズン最高獲得賞金額記録を塗り替えた。今年は5勝を挙げ、シーズン賞金だけで1億7954万66円(約17億ウォン)を獲得した。5月には史上最短でシーズン賞金1億円を突破した。14日、携帯電話の向こうから聞こえるイ・ボミの声は明るかった。日本千葉県に滞在しているイ・ボミは、「新記録で自分の名前を刻み込むのは意味あること。数年間破られない記録を打ち立てたい。もっと頑張りたいというモチベーションになる」と話した。

イ・ボミは、もう一つの記録達成を目前にしている。史上初めて韓日両ツアーで賞金王になることだ。2010年の韓国女子プロゴルフ(KLPGA)ツアーで賞金王に上り詰めては翌年に韓日海峡を渡ったイ・ボミは、今シーズンのJLPGAツアーで賞金ランキング首位を走っている。7大会を残している現時点で賞金ランキング2位のテレサ・ルーとの差は5000万円超で、事実上賞金王は決まったと受け止められている。

シーズンを通していつも好調だったわけではない。序盤の10大会では4大会連続で準優勝に止まるなど優勝がなく、気を揉んだ。昨年9月、自分に初めてゴルフクラブを握らせ、いつも傍で見守ってくれた父が突然がんで亡くなり、大きな悲しみに襲われた。

「ゴルフをする時も食事をする時も、父のことを思い出しては、つい涙が零れ落ちた。この頃ゴルフが上手くいっているのは、父が天から力を貸して応援してくれているようだ。悲しいけど、また一歩成長したような気がする。父は、日本で賞金王になりなさいという遺言を残した。良い知らせを伝えたい」

イ・ボミは、父との約束を守るため、今シーズンの日本ツアーに集中し、韓国と米国女子プロゴルフ(LPGA)ツアー大会には一度も出場していない。

一段と成熟したイ・ボミは、今年最盛期を迎えている原動力として、パットの向上を挙げた。今シーズンの1ホール当たりのパット数は1.754で1位に立っている。昨年は1.7922で16位だった。「パットの成功率が高くなってから大きく自信もついて、ボギーが減った」。パットが上手い秘訣を聞くと、「練習を通して足りないところを補う努力を続けている。毎日10分程度ずつグリーンで10メートル、20メートルをカップ近くにつける練習をしているが、100球ほどを転がしている。距離感を鋭く磨くための練習だ。その次は1〜5メートルのパットを沈める練習に打ち込む」と話した。

日本では群を抜いた実力と可愛い容姿でファンを魅了しているイ・ボミだが、心痛む話が伝わると「ボミちゃん」の愛称で呼ばれながら大勢のギャラリーを引き連れている。「韓国人といば思い浮かぶ人物」を尋ねた朝日新聞のアンケートでも上位に名を連ねている。イ・ボミは、「街を歩いている時や空港でも分かってくれる人が増えた。ファンの皆さんが自分の名前を呼んでくれるときは、ただ笑っているばかり。ゴルフ選手として一生懸命にプレーし、普段は謙遜で気さくな姿で在り続けたいとしている」と話した。