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黄教安首相、大統領選出馬説に「一顧の価値もない」と一蹴

黄教安首相、大統領選出馬説に「一顧の価値もない」と一蹴

Posted September. 23, 2015 07:02,   

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黄教安(ファン・ギョアン)首相(写真)は22日、大統領選挙出馬説について「一顧の価値すらない。今は私に任された職務に一所懸命取り組んでいきたい」と明らかにした。政権与党から「親朴系(朴槿恵大統領系)の独自候補論」が持ち上がっている中、政界の議論に巻き込まれたくない考えを明確にしたものだ。

黄首相は同日、世宗市(セジョンシ)の首相官邸で行われた記者懇談会で、「次期やまたその次に大統領選挙に立候補する用意があるのか」という質問に対し、「首相の役目を全うするのも大変だ」と言い、立候補する可能性を一蹴した。黄首相は、安全や不正腐敗撲滅など、国政に注力していきたと改めて強調した。さらに、「国民の安全が最優先価値だ」とし、「(社会全体の安全問題が定着できるよう)首相室では複数の該当省庁を励ましているが、少し時間が必要だ」と語った。不正腐敗追放については、「短期間でできるものではないが、腐敗撲滅で成果を出すよう、努力していきたい」と語った。

若者希望ファンドに関連しは、「若者希望ファンドで雇用を創出しようとしているわけではない」とし、「若者雇用創出は基本的に国や企業が手掛けるべきことだ」と話した。その上で、「若者たちに役立つことがあれば、なんでもやるべきだという純粋な気持ちから始めたファンドだ」と言い、「ややすれば、大手企業が何十億ウォンずつを出すこともできるだろうが、そんな基金は受け取らず、個人名義でやりたいと思う」と話した。

黄首相は同日午前、閣議直後に、若者希望ファンドの公益信託加入申込書に署名した。黄首相は、朴槿恵(パク・クンヘ)大統領に続き、政府内では第2号寄付者だ。黄首相は、1000万ウォンをまとめて寄付したのに続き、毎月の給料の10%の130万ウォンを寄付する予定だ。

最近の国政監査で議論が起きている海外資源開発については、「今のところ是々非々をわきまえることはできず、判断に少し時間が必要な気がする」と語った。



scud2007@donga.com