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「トランク殺人」から9日目、大手スーパーの駐車場が恐怖の坩堝となる

「トランク殺人」から9日目、大手スーパーの駐車場が恐怖の坩堝となる

Posted September. 17, 2015 07:04,   

ソウル市内の住宅街に停まっていた車のトランクの中から女性の遺体が見つかった、いわば「トランク殺人事件」が起きてから1週間が過ぎ、市民たちの不安が膨らんでいる。

警察はキム某容疑者が9日午後2時10分ごろ、忠清南道牙山市(チュンチョンナムド・アサンシ)のとある大手スーパーの駐車場で、A(35・女性)氏を連れ去って、殺害したものとみている。彼は先月25日午後11時ごろ、京畿高陽市(キョンギ・ゴヤンシ)のとある大手スーパーでも同様の犯行を試みたが、失敗した経緯がある。当時、キム容疑者は凶器を手にした状態で、女性の車の運転席に乗り込んで誘拐を試みたが、女性は反対側のドアを開けて飛び降りたため、被害を免れることができた。

このような事実が伝わり、女性、特に大手スーパーを頻繁に利用する主婦たちの間で不安が広がっている。未遂に終わった高陽市の大手スーパーによく行くという主婦のチュ某氏(42・女)は、「夜や深夜になると、大手スーパーの駐車場は閑散としてしまうため、誰かが凶器を手にして近づいても、助けを求めるのは容易ではない」と訴えた。ソウル江南区(カンナムグ)に住む会社員のキム某氏(35・女)も、「スーパーの出入り口から遠く離れたところほど、車を止めると暗いので、一人では買い物に行くのは気が進まない」と話した。

警察は14日、公開捜査に切り替えたが、まだ、容疑者の居場所を特定していないという。キム容疑者は自分の居場所がわからないよう、プリペイド携帯電話を利用しており、クレジットカードは一切使っていないという。

警察の初期対応がずさんだったのではないかという批判も持ち上がっている。キム容疑者が11日、車に火をつけてから約4時間後、管轄所の城東(ソンドン)警察署から約130メートル離れた大手スーパーで服を着替えて出てくる様子が、防犯カメラ(CCTV)に映っていた。追加犯行が懸念されているが、どの地域に逃走したのかすら、警察は明らかにしておらず、市民たちが備える方法は事実上ない。



kyu@donga.com