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米国の女性戦士、女人禁制の壁を破る

Posted August. 20, 2015 07:17,   

過酷なことで有名な米陸軍特殊部隊の訓練課程を史上初めて修了した2人の「G.I.ジェーン」(女性兵士)に米社会が沸き立っている。

米陸軍は17日、「21日に行われる特殊戦訓練学校『レンジャー・スクール』の卒業式で、開校60年で初めて2人の女性将校が卒業証書を受け取る」と明らかにした。この知らせが伝えられると、18日、米共和党大統領選候補のジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事とマルコ・ルビオ上院議員が祝いの言葉を送り、シンクタンクの外交問題評議会(CFR)は特別記者会見まで要望して歴史的な意味を説明するほど大きな話題になっている。

今回修了した2人の女性兵士は、大尉と中尉と伝えられただけで、名前や年齢などは明らかにされていない。2人は今年4月、初めて男女混成となったレンジャー・スクールに入校し、3段階の厳しい課程を終え、21日に栄誉のレンジャー肩章をつける初の女性兵士になった。

レンジャー・スクールは特殊部隊員を養成する課程が過酷なことで有名だ。ほとんど食べず休まずの状態で45キロ以上の装備を持って山に登ったり沼地を通り抜けるなど、過酷な訓練を通過しなければならない。レンジャー・スクールは、基礎体力と小部隊戦術などを履修する第1段階、山岳訓練が中心の第2段階、ワニや毒蛇などがいる最悪の環境での生存と逃避を学ぶ第3段階で構成されている。CNNが公開した主な体力テストは、40分以内の5マイル(約8キロ)完走、懸垂6回、3時間の12マイル(約19.3km)行進、障害物の通過、水泳、4日間の重武装山岳訓練、3回のパラシュート降下、27日間の仮想戦闘偵察などだ。

4月に入校した男性381人と女性19人のうち9週間(62日間)の訓練を通過したのは、男性94人、女性2人の96人だけだった。男性志願者の3分の2が途中で脱落している。

レンジャー・スクールは、2016年までに特殊部隊を含むすべての戦闘兵課を女性兵士にも開放するようオバマ大統領が2013年に指示したことで、今年初めて女性にも門戸を開いた。現在、米軍で女性兵士の割合は約15%。

レンジャー・スクールを修了したからといって、2人の女性兵士が映画「ブラックホーク・ダウン」で有名な米陸軍最高の精鋭特殊部隊「第75レンジャー連帯」に自動的に配属されるわけではない。レンジャー・スクールとレンジャー連帯は別に運営され、彼女たちがレンジャー連帯への配属を希望するのかもまだ明らかになっていない。