セウォル号引き揚げの優先交渉企業に中国の国営企業「上海サルベージ」を中心としたコンソーシアムが選定された。引き揚げ方式も船体に穴を開ける方式から、引き揚げ用ビームを設置する方式に変更され、来年7月には引き揚げが終了すると見られる。
海洋水産部と調達庁は15日、船体引き揚げ専門の7社を評価した結果、入札額として851億ウォンを提示した上海サルベージコンソーシアムを優先交渉対象に選定したと発表した。同コンソーシアムは、中国交通運輸省傘下機関の上海サルベージと韓国企業のオーシャンC&Iが7対3の持分で参加している。
2、3位は、990億ウォンと999億ウォンを書いて出した「チャイナ煙台サルベージ」(中国)と「タイタン・マリタイム・サルベージ」(米国)コンソーシアムが選ばれた。チャイナ煙台サルベージも中国交通運輸省傘下の国営企業だ。海水部は、「オランダのスミットコンソーシアムは入札保証金不足で失格となり、残りの3社は技術点数不足で脱落した」と明らかにした。
政府は、上海サルベージが最終的な引き揚げ企業に選定されれば、企業側が今回提案した新しい作業方法を採択する方針だ。政府は、当初セウォル号技術タスクフォース(TF)が提案した通り、船体に穴を開けて鉄のワイヤーとチェーンつないでクレーンで持ち上げる方式を検討したが、上海サルベージは船体の底に引き揚げ用ビームを設置し、そのビームを持ち上げる方法を提案した。
海水部によると、上海サルベージは引き揚げ経験が2700回あまりに上り、政府機関の交通運輸省傘下の上海引き揚げ局の洪衝局長が最高責任者を務めているという。






