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三星、スマートセンサー素材・システムソフトウェア分野の研究を支援

三星、スマートセンサー素材・システムソフトウェア分野の研究を支援

Posted July. 14, 2015 07:30,   

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三星(サムスン)が、モノのインターネット(IoT)産業の中核技術である、センサー用素材とシステムソフトウェア分野の研究活動の支援に乗り出す。

三星グループは13日、「2015年度未来育成技術事業の指定テーマ支援課題」としてスマートセンサー素材とシステムソフトウェア分野の10課題を選定・発表した。センサー素材分野では、蔚山(ウルサン)科学技術大学のイ・ジソク教授が総括する高感度3Dフルカラー触角センサーの開発など、5件が支援対象として選ばれた。システムソフトウェア分野の支援対象となった研究課題は、デバイス中心の超高性能システム構造の開発など5件だ。同研究は、浦項(ポハン)工科大学のキム・ジャンウ教授が率いている。

三星未来技術育成事業は、三星が基礎科学や素材技術、情報通信技術(ICT)分野などの研究に、2013年からの10年間で計1兆5000億ウォンを出資し、未来技術の育成を後押しするプログラムだ。2013年8月から現在まで、計160件の支援課題が選定された。昨年からは3大分野の他にも、国の技術発展のために必要な新技術・未来技術の分野で別途の「指定テーマ」を選定し、研究を支援している。

審査委員長として参加した梨花(イファ)女子大学のコ・ゴン碩座教授は、「多様で革新的な課題が選定されており、今後の関係産業の発展に大いに貢献するだろう」と話した。



taeho@donga.com