北朝鮮、光州Ｕ大会への参加取り消しを公式通知

北朝鮮が来月３日から１４日までに開かれる２０１５光州（クァンジュ）夏季ユニバーシアード大会への不参加の意思を大会組織委員会に電子メールで最終通知してきた。

光州Ｕ大会組織委は、「北朝鮮が２０日午後５時５６分、組織委のアカウントに、『光州Ｕ大会への参加は難しい』という内容の電子メールを送信してきた」と２２日明らかにした。発信者は北朝鮮大学スポーツ連盟のチョン・グクマン会長で、受信者は国際大学スポーツ連盟（ＦＩＳＵ）のエリーク・サントロン事務総長だった。電子メールには、「国連の北朝鮮人権事務所をソウルに開設したため、政治的理由で光州Ｕ大会に行くわけにはいかない」と書かれていた。

しかし、ＦＩＳＵ側は、大会組織委の確認要請に、「まだ、北朝鮮側から光州Ｕ大会への不参加の電子メールを受け取っていない」と返信したという。これを受け、組織委は統一部などど共に北朝鮮の真意を把握しているという。当初、北朝鮮は３月、陸上など６つの個人種目と、女子サッカーとハンドボールの二つの団体種目の選手７５人や役員３３人の計１０８人の選手団派遣申請書をＦＩＳＵに提出した経緯がある。２１日まで、光州Ｕ大会への参加の意思を明らかにしたのは、１４５か国の選手や役員など計１万３２４４人だ。

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