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安倍首相、韓日国交正常化記念行事に初めて出席

安倍首相、韓日国交正常化記念行事に初めて出席

Posted June. 06, 2015 07:16,   

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22日に東京で開かれる韓日国交正常化50周年の記念行事に安倍晋三首相が出席する。外交消息筋は5日、「東京都内で開かれる駐日韓国大使館主催の行事に安倍首相が出席することになり、具体的な内容を調整している」と明らかにした。安倍首相は同日にソウルで開かれる駐韓日本大使館の行事には映像メッセージを送る予定だ。政府は、朴槿恵(パク・クンヘ)大統領も相応の措置を取るのか検討中だという。

安倍首相が韓日国交正常化記念行事に出席すれば、韓国大使館主催の行事に参加する最高位の要人となる。この席で歴史や従軍慰安婦問題について言及するのかが関心の的だ。朴大統領がどのような応答をするのかも注目される。2013年9月の「韓日祝祭ハンマダン2013in東京」には、安倍首相の昭恵夫人が出席した。昨年、文化・芸術家を中心に行事が開催されたが、政府関係者は出席しなかった。最近、安倍首相をインタビューした米ワシントンポストのコラムニスト、デヴィッド・イグネイシャス氏は3日(現地時間)、「安倍首相が慰安婦問題について新たな声明を発表する案が推進されている」と主張したが、政府当局者は、「韓日間で声明や談話を出す問題は話し合われていない」と明らかにした。

一方、来週初めにソウルで、日本のユネスコ世界文化遺産への登録について話し合う第2回韓日協議が開かれる。日本が登録をめざす近代産業施設が朝鮮人強制徴用に関わったことをめぐって韓日が歩み寄れるかが争点だ。世界文化遺産委員会は、28日のドイツ・ボンでの会議で登録の有無を決める前に、韓日が協議して解決策を講じるよう注文した。韓国は強制徴用施設の登録が実現しないよう交渉に臨んでいる。



bae2150@donga.com