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300人余りの海外僧侶と一緒に明かす「光明の灯り」

300人余りの海外僧侶と一緒に明かす「光明の灯り」

Posted April. 27, 2015 07:20,   

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来月16日、10万個の燃灯がソウル光化門(クァンファムン)広場を彩る。

大韓仏教曹溪宗(チョゲジョン)は最近、「韓半島統一や世界平和のための祈願大会—世界看話禪無遮大會」と燃灯会、お釈迦の誕生日行事についての計画を明らかにした。

今年は仏紀2559年を迎える釈迦誕生日(5月25日)に、ソウル光化門広場などで世界各国の高僧たちが参加する祈願大会(5月15‾17日)までが加わり、その意味合いがさらに高まっている。この祈願大会には、カンボジアのスンワン和尚やスリランカのシアムジョン副宗正など、海外高僧300人余りと世界宗教指導者協議会事務総長、米セイト・ジョン・ザ・デバイン大聖堂の首席司祭など、隣国の宗教指導者らの参加する。

彼らは16日午後2時、ソウルグランドヒルトンホテルで世界平和のための宗教家会議を開き、「世界平和の祈願のための宣言」を採択する。同日午後7時から、10万個の燃灯の波が、ソウル中区(チュング)東国(トングク)大学から東大門(トンデムン)や鐘路(チョンノ)を経て、光化門広場まで続く。燃灯には光復(日本植民地からの独立)70周年を記念して、太極旗(テグッキ=韓国国旗)などを始め、統一を祈願する韓半島灯、平和と和合の意味を盛り込んだ磨崖三尊佛などが披露される計画だ。さらに午後8時は、燃灯行列の参加者らが合流する無遮大會が開かれる。無遮大會とは、僧侶と俗人とを問わず、差別無く誰もが自由に参加する法会を意味する。曹溪宗は無遮大會には仏教信者だけでなく、燃灯会を一目見ようとする観覧客までがつめ掛け、約30万人が参加するだろうと見ている。

無遮大會のハイライトは、世界各国で違うやり方で修行している僧侶たちが、韓半島統一や世界平和のために、禪定(心を正して集中する修行)する時間だ。このとき、広場に集まった一般の参加者たちも一緒に竹篦の音にあわせて、平和と統一を祈願する。

曹溪宗総務院総務部長のジヒョン僧侶は、「南北間の和解や平和を越えて、世界平和を祈願する今大会は、世界仏教史上なかなか目にできない最大規模の仏教行事になるだろう」と明らかにした。

今回の行事に先立って、曹溪宗は29日午後7時、光化門広場で彌勒寺址塔などの点灯式を開き、燃灯行事の開始を知らせる。来月15日から、ソウル曹溪寺の隣の郵政公園や三成洞(サムソンドン)の奉恩寺(ボンウンサ)、清渓川(チョンゲチョン)で、伝統的な灯の展示会が開かれ、17日正午12時に、曹溪寺前の郵政局路で、精進料理や公演、座禅など、さまざまな伝統文化を体験する文化の広場が設けられる。お釈迦の誕生日の法要式は5月25日午前10時、曹溪寺を始めとする全国のお寺で行われる。



dunanworld@donga.com