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旧ソウル駅舎で16時間の「マラソンコンサート」

旧ソウル駅舎で16時間の「マラソンコンサート」

Posted March. 30, 2015 07:13,   

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2日間合わせて16時間30分間の演奏時間。「マラソンコンサート」と呼ぶに値する。

来月11日と12日、ソウル中区蓬萊洞(チュング・ボンレドン)2街・文化駅ソウル284(旧ソウル駅舎)で行われる「ライット・ナウ・ミュージック(Right Now Music)2015」は、国内外の演奏者たちがクラシックや国楽という伝統音楽の流れを引き継ぎながら、ジャンルの破格を披露する場だ。公演は11日正午から午後11時まで、12日正午から午後6時30分まで続く。演奏空間を自由に歩いたり座ったりすることができ、時には横になって音楽を聴くこともできるということも破格のことだ。

クラシック奏者らの中には、米音楽団体「アラーム・ウィル・サウンド」が目立つ。バイオリンやクラリネットなどのオーケストラ楽器の演奏者20人がクラシックやロック、またはエレクトロニックスとの融合を図る。「アラーム・ウィル・サウンド」は、米作曲家スティーブ・ライヒの「ラジオリライト」、韓国人作曲家キム・インヒョンの「ツインド」などを演奏する。

欧州を舞台に活動する「アンサンブルU3」は、リコーダー、バロックチェロ、チェンバロなど、古音楽演奏者で構成された団体で、現代音楽を古楽器で演奏する演奏活動を繰り広げてきた。今回は、ドイツ作曲家シュテファン・ストリッヒなど、現代音楽の作曲家らの作品を延焼する。

国立国楽管弦楽団のウォン・イル芸術監督は、自分が作曲した「パーカーシブメイントネンス2」を披露する。笛やカヤグム・デュオ「スム」とモンゴルの伝統楽器・モリンホール奏者のテムジンがこの曲を演奏する。カヤグム、リュート、ハープシコードなど、東西洋古楽器の伴奏で伝統声楽の正歌を歌うチョン・マリの公演も行われる。入場料は1万2000〜10万ウォン。お問い合わせは02−525−8530まで。



kimjy@donga.com