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洪準杓知事、米出張中にゴルフ

Posted March. 24, 2015 07:14,   

洪準杓(ホン・ジュンピョ)慶尚南道(キョンサンナムド)知事が、米国出張中に現地でゴルフをしたことが明らかになり、論議を呼んでいる。

チョン・チャンス慶南道知事秘書室長は23日、記者会見で、洪氏が夫人や知人とゴルフをしたことを認めた。チョン秘書室長は、「洪知事が『今回のことで不必要な誤解を呼び、遺憾に思う』というメールを送ってきた」と明らかにした。その上で「事実上週末のような金曜午後の非公式の日程で、公務員の服務規定にも反していないのに、罵倒されるのは残念だ」とし、「政略的な攻勢には毅然として対応する」と述べた。

慶尚南道によると、洪氏は20日午前(現地時間)、米海兵第1師団訪問などの公式日程を終え、同午後2時頃から米国のオレンジ郡アーバイン市のあるゴルフ場で、イ・スンサム夫人(59)や、在米韓国人実業家で米国駐在の慶尚南道通商諮問官を務めているチュ・ジョンス氏(59)、チュ氏の義弟(55)の4人とゴルフをした。ゴルフの費用は1人当たり95ドル(約10万5000ウォン)で、洪氏は400ドル(約44万ウォン)をチュ氏に渡して個人で支払った。

イ夫人は、洪氏の今回の出張に自費で同行した。洪氏とイ夫人は、オレンジ郡のチュ氏の家に宿泊し、車などの便宜提供を受けた。洪氏とチュ氏は以前からの知り合いだという。

しかし、野党新政治民主連合は、洪氏側の説明を「あつかましい弁解」と批判した。金瑛録(キム・ヨンロク)首席報道担当は、「『腐敗根絶』を叫び、『週末や休日に実業家とゴルフをする公務員に対して潜行監察』を指示した洪氏本人がモラルハザードの極致を露呈した」とし、公式の謝罪を求めた。鄭清来(チョン・チョンレ)最高委員は、「洪知事が公職者倫理法に違反したのか検討しなければならない」と主張した。