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中国琿春で働く北朝鮮労働者、地方都市では経済協力

中国琿春で働く北朝鮮労働者、地方都市では経済協力

Posted March. 12, 2015 07:23,   

8日午後12時30分、北朝鮮と中国の国境地帯にある都市、琿春市の郊外「琿春辺境経済合作区」の森林王木業地区。水色のジャンパーに黒のトレーニングズボンを着た20代前半の女性約100人が列をつくって歩いていた。現地のタクシー運転手の金継強さんは、「お昼休みに中国の街で列をつくって団体で移動する労働者は、北朝鮮の労働者だけだ」と話した。

零下の寒さの中、ビニール袋を手に持って歩く女性たちは、低い声でひそひそ話し、時々笑い声も聞こえた。金さんは、「今日は日曜日で、中国の婦女節でもあるので、中国の労働者は皆休んでいるが、北朝鮮の女性は休まず、昼食を食べて仕事場に戻っているところだ」と話した。

記者が女性たちに近づくと、話をやめ、緊張した表情で警戒した。列の一番後ろには、彼女たちを監視する男性が1人ついてきていた。同行した琿春の消息筋は、「女性たちは、琿春市のジーンズ製造業者『弘豊』の労働者だ。最近、琿春の製造業が活況で労働者が不足し、北朝鮮の人材を使っている。市が各業者に必要な北朝鮮の人材が何人か一次調査した結果、5000人ほど必要であることが分かった」と耳打ちした。

北朝鮮の核実験や張成沢(チャン・ソンテク)氏の処刑後、中国の中央政府と北朝鮮政権の関係は冷え切っていたが、北朝鮮と隣接する中国の地方政府は、北朝鮮労働者を取り込んで経済協力を拡大している。特に、習近平国家主席が9日に北京で開かれた第12期全国人民代表大会で、吉林省代表団に、「対外開放のレベルを全面的に高め、旧工業基地に潜在する巨大な活力を呼び起こさなければならない」と注文し、国境地帯の経済協力に弾みがついている。



bonhong@donga.com