「ナッツリターン」事件で拘束・収監され、19日に初公判が行われた大韓(テハン)航空前副社長、趙顕娥(チョ・ヒョンア)被告の父親である趙亮鎬(チョ・ヤンホ)韓進(ハンジン)グループ会長が、裁判所からの出頭要請を受け入れ、証人として出廷することにした。
大韓航空の関係者は20日、「趙会長は公判の直後、『証人として召喚された』という法務チームの報告を受け、これを受け入れることにした」と明らかにした。趙会長は「会社の最終的な責任者であり、また個人的には(趙前副社長の)父親として、娘が物議を醸し、会社が困難な目に遭っている状況で、証人として出頭せざるを得ない」という旨の発言をしたという。担当裁判部のソウル西部地裁・刑事合意12部(オ・ソンウ部長判事)は「今回の事件に関する大韓航空の対策について聞く必要がある」とし、職権で証人として召喚した。
趙会長は次の公判期日である今月30日に召喚された。同日趙会長が出頭すれば、法廷で親子が顔を合わせることになる。
一方、大韓航空は20日、事件当時の航空機が映っている、米ジョン・F・ケネディ国際空港の監視カメラ映像を公開した。長さ4分15秒の同映像は、前日法廷で証拠として提出されたものだ。 映像を見ると、航空機は連絡通路と分離され、トーイングカー(航空機を牽引する作業車)により後進し、23秒間17メートルを移動した後、3分2秒間止まっていた。それから39秒後、元の位置に戻った。
大韓航空は「当時の飛行機は、エンジンがまだ始動していない状態で、滑走路はもちろん、滑走路につながる誘導路にも進入していなかった」とし、「当時飛行機が移動した駐機場(エプロン)は航路ではないため、航路変更罪の疑いはない」と主張している。





