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三星電子、「世界最高速度のグラフィックスDRAM」量産化に成功

三星電子、「世界最高速度のグラフィックスDRAM」量産化に成功

Posted January. 16, 2015 07:11,   

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三星(サムスン)電子は、20nm(ナノメートル、1nmは10億分の1m)プロセスで生産した8ギガビット(Gb)容量グラフィックスDRAM(写真)の量産を、世界で初めて開始した。

グラフィックスDRAMとは、パソコンやコンシューマーゲーム機で動画・画像などのグラフィックスデータ処理に使われるメモリー半導体を意味する。一般DRAMより早いスピードで作業を行う。三星電子が今回量産を開始したグラフィックスDRAMは、1秒当たり8Gbの業界最高速度を誇る。これまでの4Gb容量グラフィックスDRAMの処理速度は1秒当たり7Gbだった。処理速度が1秒当たり1866Mbの一般DRAMに比べれば、4倍以上の早さだ。

グラフィックスDRAMの処理速度が早いほど、超高画質(UHD)コンテンツを鮮明でリアルに表現することができる。チップ当たりの容量も倍増し、消費電力を減らすと共に、より薄いデザインが可能になった。

三星電子は新しいグラフィックスDRAMの採用を通じて、ノートパソコンとコンシューマーゲーム機の部品市場を積極的に攻略する方針だ。