
ニュージーランド在住韓国人で「ゴルフ天才」と呼ばれているリディア・ゴーは、新年から18才になった。ニュージーランドではこの歳になれば、両親の同意無しに結婚ができ、参政権も与えられるなど、変化することが多い。成人として認められるのだ。
リディア・ゴーも、もう大人になったことを示したかったのだろうか。3月から高麗(コリョ)大学の新入生になるリディア・ゴーは、まず容姿から変えている。優等生イメージの大き目のプラスチックのメガネには別れを告げた。彼女は昨年末、国内に滞在していた時から、外部行事にコンタクトレンズを付けて現れるなどした。最近公開した今シーズン、米女子プロゴルフ(LPGA)ツアーホームページの個人プロフィールでは、メガネをかけていない、より成熟した写真を公開した。変化を遂げた容姿に、米ゴルフウィーク、ゴルフチャンネルなどの各メディアは、「今月末、リディア・ゴーが、大会に初出場すれば、彼女に気付かないかもしれない」と高い関心を示している。
リディア・ゴーの変身には理由がある。普段から彼女は、メガネをつけることの不便さについて訴えてきた。彼女のマネジメントを引き受けているIMGの関係者は、「フィールドで汗を流せば、メガネが滑り落ちるため、苦しんでいた。強い日差しのために、目に疲れを感じ、訓練の途中、メガネのフレームが壊れたこともある」と話した。メガネをつけたが、後で視力矯正手術を受けた、かつての申智愛(シン・ジエ)とは違って、リディア・ゴーは、視力矯正レンズを使っている。
リディア・ゴーは昨年、LPGAツアーで3勝を上げ、新人賞を受賞し、シーズン賞金が200万ドルを突破するなど、最高のシーズンを送った。現在、米フロリダ州オーランドで世界的ゴルフ講師のデビッド・レッドベターと今シーズンに備えている彼女は、28日開幕するLPGAツアー2015年初大会のコーツチャンピオンシップに出場する。
世界ランキング2位でシーズンをスタートするリディア・ゴーは、「18才には格別な意味がある。昨年、過度によい成績を上げたため、今年は負担も感じているが、発展を続けて成長を遂げていきたい。何時も変わらぬプレーをしたい」と話した。容姿だけでなく、心も一段と成熟したような気がした。






