ポップスターのシンディ・ローパー、２６年ぶりに来韓公演

「シーバップ」、「タイムアフタータイム」、「ガール・ジャスト・ワナ・ハブ・ファン」で大人気を博した１９８０年代のポップスター・シンディ・ローパー（６１、写真）が、２６年ぶりに２度目の韓国公演を行う。

公演企画社・イエスコムＥＮＴは、ローパーは、来年１月２３日午後８時と２４日午後５時に、ソウル松波区（ソンパグ）オリンピック公園内のオリンピックホールで、コンサートを開くことを明らかにした。

ローパーは、デビューアルバム「シーズソーアンユージュアル」（１９８３年）の収録曲のうち４曲を、ビルボードシングルチャート５位圏内に進入させて、一躍スターとなった。目立つ衣装やヘアスタイル、官能的かつ力溢れる女傑のイメージで、ＭＴＶ（１９８１年に開局）時代の初期に、マドンナとのライバル構図を築いた世界的ポップスターだ。

これまで、ローパーの最初で最後の韓国舞台は、１９８９年１０月２日のソウル蠶室（チャンシル）室内体育館での公演だった。

ローパーの今回の訪韓は、デビュー３０周年を記念する世界巡回公演の一環として進められている。ローパーは、人気ミュージカル「キンキーブーツ」の作詞・作曲家として昨年、女性初のトニー賞の作曲賞を受賞しており、日本のサマーソニックフェスティバルを含めた世界のさまざまな舞台で、歌手として活躍しながら、第２の全盛期を迎えている。最近作「メンフィスブルース」（１０年）まで、１〜５年置きに地道に正規アルバムをリリースしてきた氏は、今年、デビューアルバムの音質を補正して、再び発売したりもした。

ローパーは最近のコンサートで、「シーバップ」、「タイムアフター…」、「ガールジャスト…」、「トゥルーカラーズ」まで、主要ヒット曲を全て歌ってきた。入場券の前売りは２７日午後２時から、インターパークで受け付ける。来月１０日まで、１０％割引して販売する。６万６０００〜１６万５０００ウォン。お問い合わせは１５４４−１５５５までに。