ロナウドが今季１７得点目、リーグ最多得点でメッシを大きく引き離す

レアル・マドリードのクリスティアーノ・ロナウド（写真）が絶頂の技量を発揮しながら、サッカー歴史を書き換える勢いだ。

ロナウドは２日（韓国時間）、グラナダのホーム、ロス・カルメネススタジアムで行われたスペイン・リーガ・エスパニョール第１０ラウンドのグラナダ戦で、前半２分に先制点を決めた。ロナウドの得点に機先を制したレアル・マドリードが４−０で勝った。

同日の勝利で、レアルマドリードは８勝２敗（勝ち点２４）でリーグ首位に立った。反面、バルセロナは、同日に行われたセルタ・ビーゴ戦でリオネル・メッシが得点を挙げられず１−０で負け、勝ち点２２でアトレティコ・マドリード（勝ち点２３）に押され、リーグ３位に後退した。

ロナウドの今季の活躍には、「驚き」のレベルを超えたものがある。今季のリーグ９試合で毎試合得点を挙げている。３試合ではハットトリックを記録した。これまで１７得点し、試合当たり平均１．８９得点という恐るべき決定力を誇っている。リーグ得点ランキングで首位を維持しているロナウドは、ライバルのメッシ（７得点・３位タイ）を大きく引き離した。

この勢いなら、シーズン最多得点記録も更新する可能性が高い。シーズン最多得点は、２０１１〜２０１２年シーズンにメッシが記録した５０ゴール。まだリーグ２８試合を残しているので、今のペースなら６０ゴール以上も可能だ。

ロナウドは、欧州サッカー連盟（ＵＥＦＡ）チャンピオンズリーグでも通算得点記録に２ゴールだけを残している。２日現在、ロナウドは７０ゴールでラウール・ゴンサレスが持つ７１ゴールまで１ゴールだけを残している。毎試合ゴールを決めているため、最多得点記録の更新は時間の問題だ。

絶好調の技量で最盛期を謳歌しているロナウドは、来年の国際サッカー連盟（ＦＩＦＡ）のバロンドールの最有力候補に挙げられている。